2005年5月5日

スーパーの駐車場から通りに出たら車のエンジンが止まった!

 昨日帰省から帰ってきたのですが最後の最後にめちゃくちゃ体力を使う羽目になってしまいました。

 高砂からの高速を使って帰ってきたののですが,須磨の料金所から東行きが非常に混んでいて全然進まないので,勝手知ったる市街地を走って帰ろうと思い,湊川で降りて新開地から湊川を抜けて元町から2号線に合流するルートを取りました。思惑通りにハイペースで進んでくれてラッキーと喜んでいました。

 が,元町駅の北側神戸生田中学校前の坂道で車のアクセルの調子がちょっとおかしな状態になったことに気が付きました。アクセルを踏んでもエンジンの回転が上がらない「息つき」が起きているようです。感覚的には燃料の噴出が追いついていないような感覚で,一瞬といえども非常にいやーな感覚です。

 以前,オフロードバイクの公道レース(SSER)に参加したときにキャブレターのネジをなめてしまい,シリンダーが直接空気を吸っていた感覚にとても似ています。その時はキャブに負圧がかからないので十分に空気を吸い込むことができずガソリンだけがエンジン内に送り込まれていたので,ガソリンは嘘みたいに消費するわ,スパークプラグはガソリンで濡れてしまうわと,レースにならない状態になってしまいました。結局リタイヤ。その時の感覚によく似ています。

 考えられるのは燃料噴出機構にトラブルがあるか,バッテリーかダイナモがへたって電力が不足しているか,どっちかだと思うのですが,エンジンを止めたら再始動するか不安なので,家の近くまでエンジンを切らずに帰ることにしました。

 途中何度か,息つき症状が出ましたので,なるべく低いギアを使って走っていました。とりあえず晩ご飯を買っておかないといけないので,43号線沿いのマルナカに寄って駐車場でエンジンを切らずに待っていました。

 買い物が終わって,2号線から帰ろうと思い出口を左折すると,エンジンの回転数があっという間に落ちてしまってストール。エンストしてしまいました。後続の車がなかったのが幸いですが,道の真ん中に斜めに止まってしまった車を動かさないといけません。しかも荷物満載。妻に運転を代わってもらって後から押します。(パワステも切れているのでハンドルもめちゃくちゃ重い。)

帰省中に調子が悪くなった愛車。スーパーから通りに出たらエンジンが停止。坂道に止まった荷物満載の車を一人で押し上げました。 車の尻を押すとなんとか動いてくれるようです。動くんだけれど,坂道を上に押し上げないといけないのがつらい,重かった。力をかけるとボディーがたわんでいくのが分かります。やべーとバンパー部に持ち替えて渾身の力で押し上げて何とか車を真っ直ぐにして少し脇に寄せることができました。(後から妻がハンドルを逆に切っちゃったと聞いて疲れた。)
 いやーいざとなれば車一台を動かせるもんです。

 とりあえずJAFに救援を頼んで,しばし待ちます。エンジンをかけてみると無事始動はしたのですが,帰路にまだ不安がありますので,JAFの診断は必要。JAFは国道が混み々でなかなか来れなかったのですが,その間に妻子に買った晩ご飯を食べてもらって凌ぎます。自分はあまり食べたいという気になれなかったなぁ。

 JAFのサービスマンに見てもらうと,「スロットル開度センサーが機能していないかも?」とのことでした。センサーへの電源を一度外して挿し直しして,ちょっと走ってみましょう,もしそのまま行けそうでしたら自宅まで追走しますので,ということで走り出してみると,見事元に戻っていて,無事自宅に帰ることができました。

 JAFさん曰く,「走行距離からするとちょっと考えられない症状。一旦センサーを再起動しているので車屋に持っていっても異常が発見できないかもしれませんね。」とのことでした。とりあえず持っていってみよう。

 流石にスロットル開度センサーの異常なんて気が付かないですね。電気仕掛けは故障の理由も原因もよく分からないし,直す方法もはっきりとしないので何かあると困るなぁ。

 疲れました。

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