先日,灘にある
敏馬(めぬめ)神社に行ったのですが,そこで酒処,神戸ならでは飛び石が使われていました。
多分製粉用の石臼の歯だと思うのですが,様々な形をしていて面白いです。飛び石としての実用性は全く無さそうですが,それぞれに機能が違っているようでどういう使い方をしていたか興味があるところです。
六甲山山麓は酒造りのための精米を水車で行っていて「
灘目の水車」と呼ばれていたそうです。ですのでそこで使われていた石臼というのも残っているところには残っていていろんな使われ方をしているようですね。
右の写真は,復元された灘目の水車「山田太郎車・次郎車」
ref:神戸新聞Web News 風の記憶 ふるさとの音を訪ねて 写真はありませんが,御影の
香雪美術館の塀には大量の石臼が埋め込まれていて,なかなか壮観な眺めです。
灘目の水車あまり有名ではないようですが,六甲山麓を縦横に水路が走っていて独特の風景になっていたようです。今でも住吉の上のほうに行くと水路が残っていて僅かばかりの面影があります。急な水路を転げ落ちるように流れていく水の音がとても心地良いものでした。
下の写真は,JR住吉駅に展示されている昔の様子です。荷物の運搬には登攀能力に優れた牛を使っていたんですね。
今では面影がありませんが,かつては住吉が有馬への玄関口だったそうです。(今でも住吉駅の北側には有馬街道商店街という通りがあります。)もしかしたら牛車で人を運んでいたのどかな風景なんかもあったかもしれませんね。
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