2005年11月16日

今日の一枚 ホソヒラタアブ

テカテカのホソヒラタアブ。目がくっついているのでオスです。この昆虫,実はアブバエという蝿の一種なんだとか。幼虫の姿を見るとビックリしますよ。

 今日というか,昨日に撮った写真です。久し振りに昼休みに昆虫を追いかけました。撮れたのはホソヒラタアブと,不気味なハエ秋型のキタテハテントウムシショウリョウバッタホシホウジャクヒメバチ,名前が分からない甲虫,タンポポシロツメクサといったところ。
 撮れなかったけど見かけた昆虫はイナゴと別の種類の寄生蜂が1匹,ウラナミシジミヤマトシジミ,それにセキレイ。

 ヒメバチというのは見たことがあるけど調べてみたのは初めて。寄生蜂なので宿主を探していたのかもしれません。これからの季節は蛹で冬を過ごす虫も多いので宿主探しに忙しいのでしょう。せっせと徘徊し葉っぱの裏に回りこんでいました。
ヒメバチの一種

 あと,調べもので面白かったのがヒラタアブの生態というか正体。このアブは実はアブではなくてアブバエというハエなんだそうです。幼虫期はアブラムシを食べて過ごすのという情報だけ紹介しているページも多いですが,いろいろ見て廻ると幼虫の写真もありました。
 それは水滴のように透き通った体の蛆でぱっと見た目には何かよく分からないものです。あえてリンクを付けませんので,興味のある方は探してみてください。

 あと,上の写真をFlickrに登録したら,"Bee and Wasp Mimicry" というグループにお誘いを受けたので早速参加。"Mimicry" というのは擬態のこと。(宝箱に化けたモンスターが「ミミック」というの一緒。)

 昆虫のみならず生き物(植物も含めて)の擬態というのは凄いです。複雑かつ正確な擬態を見ていると見えざる意思・思考があるような気がしてなりません。凄いです。

0 件のコメント: