2006年10月29日

スミレナガハナダイ(Pseudanthias pleurotaenia)

スミレナガハナダイ(Pseudanthias pleurotaenia) 新江ノ島水族館にて

 新江ノ島水族館で撮影した写真を登録中。最近はなかなか時間が作れず、新規の写真が増えない。一番最近撮ったのは、夜中に明かりに集まってきた小さなハムシぐらいかな。

 さて、上の魚は、スミレナガハナダイ(Pseudanthias pleurotaenia)という魚なのですが、面白いことにフラッシュを使うと全く別の魚のような色に変わります。

スミレナガハナダイPseudanthias pleurotaenia。フラッシュを使うとまったく違った色になる。 新江ノ島水族館にて

 どっちが本当の色なのだろうか、手にとって見てみたいです。

 あと、生きもの関係の学名を整理したページを本格始動。学名ごとにページを作るという荒業を使い、一気に250以上のファイルを作り出した。後は、属名と科名ぐらいからカテゴライズしていく作業をボチボチと進めていく予定。現在種レベルで266の登録があり、まだまだ増え続けるだろう。こういうことをしていると本当に面白い。データベースって便利だなぁと実感できるから好きだ。

2006年10月28日

タメモトハゼ(Ophieleotris aporos)

タメモトハゼ(Ophieleotris aporos) 新江ノ島水族館にて。インターネット上にほとんど情報がない魚です。

 タメモトハゼ(Ophieleotris aporos)は、名前のとおりハゼの仲間。とても俊敏に泳ぐことができるそうです。写真は、新江ノ島水族館の天皇ゆかりの展示場にて。タメモトハゼは昭和天皇が「ホシマダラハゼ(新称)Ophiocara porocephala とタメトモハゼ Ophieleotris aporos について」(魚類学雑誌 第21巻2号 1974年11月30日発行)という論文を書いているそうだ。

2006年10月22日

UTF-8への道は遠い

ワオキツネザル(Lemur catta)。王子動物園にて

 Windows Server 2003 R2 が手に入ったので早速 UTF-8 でのWebアプリ構築を試してみる。が、MySQLとの連携でどうもうまい事いかない。ODBCを経由する過程でUTF-8のコードが崩れるらしい。日本語は正常に取り込まれるんだけど、他の言語が駄目なんだなぁ。これじゃぁ、Shif-JISで運用しているのと変わらない訳で面白みがない。違う方法を考えるか。

 ざっと触ってみた感じでは、IIS6.0自体の性能がすごい良さそうなので、いろいろ遊べる方法を考えてみよう。

2006年10月20日

時間がない

蜘蛛(クモ)。種類未確認

最近は夜中に帰ってくることが多いので、あまりいろいろ作業できない。"生きもの一覧のページ(仮称)"は、少し楽して登録できる仕組みを作ったので細々と作業を続けている。将来的には、このページの方がメインになるかもしれないなぁ。
 データベース関係は復帰に向けてリハビリ中。なんとか面白い仕組みを作ってみたいものだ。サーバーのOSを 2003 Server にすれば、Unicodeで再構築可能のようなのでリプレースに取り組みたい。

2006年10月18日

久々にWebアプリを作ってみた

ミツバチ

 随分久しぶりに仕事用に極々簡単なWebアプリを作ってみた。DBはAccessで、これをODBCでシステムデータベース化して、ADOでASPから接続し、IISで表示といういつものパターン。これで、職員をかな名検索して、連絡をとり易くするよう、内線などの属性情報を表示させるようにした。

 AccessのSQLは独特なので、本当は触りたくないのだが、あとあと仕事の引き継ぎを考えると、イザとなったらAccessだけで、運用できるようにしておいた方が面倒がないかなぁと思ったり。

 何人かに使ってみてもらって感じたのは、いまいち反応が悪いこと。既に自分では手放せない機能になっているのだが、「Webベースだから便利」というのは、「いつでもWebにアクセスできる状況を作っている人」にとっては便利だけれど、結構そんな人は少数なのだ。ブラウザーを立ち上げて、検索をするまでの時間に名簿に手を伸ばす方が格段に速い訳だから。つまるところ、そういった人達にブラウザーを立ち上げっぱなしにする習慣を啓蒙しないと行けない訳だ。そう考えると、Firefoxがどうのこうのなんていう話は、対岸の火事ですらないと言う人が大半なのだろう。

 年配の方の操作を見ていると、ブラウザーを使ったら画面を消して、電子メールを使ったらまたアプリを終了させてと随分まどろっこしい使い方をしている。世間一般はそんなものなのかもしれないなぁ。

2006年10月16日

イソハエトリ(Hakka himeshimensis)

イソハエトリ(Hakka himeshimensis) 芦屋浜にて

 土曜日に芦屋の芦屋潮公園に遊びに行った際に以前から見てみたいと思っていたイソハエトリ(Hakka himeshimensis) を探してみた。

 護岸の石積みをじっと見ていると、ハエトリグモが岩の間をちょこちょこと跳んで移動しているのが見えた。海との距離にもよるが遭遇頻度は非常に高く、相当な数が生息しているように思える。

 家の周りで見られるハエトリグモと比較すると随分と小型であるが、とても警戒心が強く、なかなか近寄らせてもらえない。まるで一箇所で留まることを知らないかのように次から次へと岩の間を瞬間移動していく。チャンスをうかがって体をよく見ると、他のハエトリグモに比べて背中に付いている後中眼が大きく、背後にも結構な視力があるようだ。

 磯は多様な生物が暮らし餌が豊富にある一方、鳥などの強力な捕食者も多いので、守備力も強化する必要があるようである。

 イソハエトリは分類が3回ぐらい変わっているので学名を調べる時は注意が必要。最新のものは、Hakka himeshimensis (Don. & Str. 1906)。属名 Hakka に対応する日本語の属名は確認できていない。

2006年10月12日

Spider Days

メガネヤチグモ(Coelotes luctuosus)
カニグモ科の一種
クモの仲間。トリノフンダマシ 種名未確認

 今まで全然気が付かなかったけれど、秋は蜘蛛の季節のようだ。いろいろな所でこれまで出会ったことのないような蜘蛛を見ることができる。

 カニグモ、ヤチグモ、トリノフンダマシトタテグモ、などなど。

蜘蛛(クモ) 種名未確認

 蜘蛛を嫌がる人は非常に多いが、接する機会が多いと抵抗感がなくなり、非常に興味深い生きものであることが分かる(と思う)。おまけに人が嫌がる虫を捕獲してくれるのだからもっと大事にしてあげられないものかとつくづく思う(無理だとも思うけど)。

2006年10月10日

入場待ち

10/9は神戸市の観光振興事業の一環でフルーツフラワーパークが入場無料。お蔭で北六甲有料道路まで入場待ちで大渋滞。

 昨日は神戸市北区にあるフルーツフラワーパークにリンゴ狩りに行ってきた。神戸観光ウィークで入場無料だというので行こうということになったのだが、ものすごい人が集まってしまい、北六甲有料道路に入場待ちの車が溢れ出すことになってしまった。

 この付近は対面通行の1車線で道幅が狭く、車を路肩に寄せることもできないので完全に道路を塞ぐことになってしまった。渋滞につかまってから高速を降りるまで1時間以上かかってしまった。

 これがフルーツフラワーパークに行く人であれば問題ないのだが、可哀想なのは中国縦貫に乗りたい人達や三田に行きたい人達。申し訳ない。

 フルーツフラワーパークから大沢(おうぞう)出口までの距離がとても短いことが裏目に出た訳だ。

2006年10月6日

最近の仕事

ヒクイドリ (Casuarius casuarius)。天王寺動物園(大阪市)にて

 最近の仕事といっても本業の方ではなく、Wikipedia関係の仕事がなかなか大変。先日、WikiProject Tree of Lifeというプロジェクトのお誘いを受けたので、ノコノコと参加したのですが、英語の議論にはさっぱり付いていけないので、専ら学名を元にした項目の作成にいそしんでいる。

 例えば、上のヒクイドリであれば、Casuarius casuarius という項目に写真や他言語へのWikipediaへのリンクを整備していくという作業を行います。

 もちろん、一般的な動植物については既に項目が作られているようなものも多いのですが、活動が活発な欧米以外に存在している動植物は、登録されることが少ないので必然的に自分で項目を新設していくことになります。

マミジロハエトリ(Evarcha albaria)のメス。すっかりお馴染みになったマミジロさん。お腹がポンポコ状態。1cmはあろうかという、こんな巨大な個体は始めてみるかも。

 例えば、マミジロハエトリ Evarcha albaria も新設したし、クロアナバチ Sphex argentatus fumosus も新設した。他にもボチボチと作業をしている。

 国際的な百科事典(になれたか?)に素材を提供するなんて、まぁなんとも大それた話ではあろうけれども、それが神戸の片隅からでも可能だというところが、Webサービスの面白いところだ。

 実は、自分でも同じようなことを細々としているのだが(ref.http://opencage.info/pics/species.asp)、属名から上位の分類をどう整理してデータベースに実装するかを悩んでいてなかなか前に進んでいない。恐いのは、データベースで遊ぶことがどんどん下手になっていっていることだ。以前のように複雑怪奇なデータ連携を想像することやハンドリングすることがとても難しく思えるようになってしまった。堕落したなとつくづく思う。ちょっと悔しいて悲しい。

2006年10月3日

ヒクイドリ (Casuarius casuarius)

ヒクイドリ(火食鳥、Southern Cassowary) Casuarius casuarius (Linnaeus, 1758) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 鳥綱(Aves) ダチョウ目(Struthioniformes) ヒクイドリ科(Casuariidae) Casuarius属(Casuarius)   天王寺動物園(大阪市)にて
ヒクイドリ(火食鳥、Southern Cassowary) Casuarius casuarius (Linnaeus, 1758) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 鳥綱(Aves) ダチョウ目(Struthioniformes) ヒクイドリ科(Casuariidae) Casuarius属(Casuarius)   天王寺動物園(大阪市)にて

6月に大阪の天王寺動物園で撮った写真をようやく登録している。本当は見た時の記憶が薄れないうちに、その印象も書き込んで登録するのが理想的なのだが、なかなかそうもいかないのが現在の状況だ。

上のヒクイドリ(ref.Wikipedia)はとても印象深かった動物の一つ。鳥が恐竜の末裔であることを如実に語っている姿・形と云われれば、「まさしく!」と唸ってしまいそうです。

天王寺動物園は、なかなか見応えのある立派な動物園なのですが(日本で3番目に古い動物園という由緒がある。ref.Wikipedia)、Webで参照できる情報の少なさという点では他の動物園と比較にならないくらい遅れているところが大いに不満だ。呆れることに、公式のウェブサイトが2つあって、どちらが最新の情報なのか分からないという有様なので正直なところ、とても困っている。

とは云いつつ、結構好きな動物園なので、あと数回位は通いたいと思っている。

コヨーテ (Canis latrans)。天王寺動物園(大阪市)にて

2006年10月1日

F30 好印象

Fujifilm FinePix F30で撮ったグッピー。

 昨日は近くのホームセンターに行ったので、ペットショップでF30の実用デビューをしてみた。ただし、まだxDカードを買っていないので、内蔵メモリーだけで何枚か撮れるように解像度を小さくしての撮影。

 これまでグッピーは綺麗に撮れなかったのだけど、ちゃんと撮れて大満足。画面が大きいので被写体が少々動いても追従してピントを合わせることは出来るのが大きい。水族館デビューが楽しみだ。