2006年12月28日

ケープハイラックス(Procavia capensis)

ケープハイラックス(Procavia capensis)。天王寺動物園(大阪市)にて

 ハイラックスは、あまり馴染みのない動物であるが、実はこの小さなネズミかウサギのような動物がウシやクジラの祖先にあたるというから面白い。上の写真は大阪の天王寺動物園の飼育個体ですが、これまで他の動物園では見た記憶がありません。結構珍しいのだろうか。

 この小さな動物が悠久の時を超えて全長34メートルにも及ぶシロナガスクジラへと変化していくなんて、なんとも凄い話です。

 ついでに、○○の祖先という話で思い出すのは、我々40代前後の世代は、霊長類(サル目)の祖先はツパイであると習ったものであるが、現在この説は否定されている(最近知ってかなり驚いた)。人間の祖先はモグラやトガリネズミ、テンレックといった食虫目と呼ばれる動物から分化したと現在では考えられているそうだ。なかなか出会うことのない食虫目ですが、ペットショップに行くと、可愛らしいピグミーハリネズミなどに会えます(ちょっと飼ってみたい)。

 進化に関する話題は最近いろんな動きがあって面白い。興味のある人は「ミトコンドリアDNA」や「分子生物学」などがお勧め。

0 件のコメント: