2010年3月5日

魚の世界は広い

レッドフィンペーシュ・カショーロ(Redtail Payara) Hydrolycus tatauaia (Toledo-Piza, Menezes and dos Santos, 1999 ) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) カラシン目(Characiformes) キノドン科(Cynodontidae) Hydrolycus属(Hydrolycus)   東京タワー水族館にて

 ベジタリアンには色々なレベルがあって、インドのジャイナ教のように生きものの命を奪わないよう肉食だけではなく、植物の根茎部を食べないようなものから、南インドやインドネシアのイスラム教徒のように魚を食べても問題が無いとするベジタリアンというのもある。確かに海は生きもののスープのようなもので、底に溜まった滓状の栄養源を食べるものから魚を捕食するものまで様々な種類がたくさん棲んでいる。水族館でニシキテグリがツイツイと小さな餌を吸い込んだり、エビが石を転がしながらモシャモシャと何かを食べていたり、食べるものが本当に沢山あるんだなぁと感心する。一杯いるからいいや、と判断する海岸部のイスラム教徒の気持ちもよく分かる。

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