2015年2月5日

ハリモグラ(針土竜、Short-beaked echidna, Australian echidna) Tachyglossus aculeatus (Shaw, 1792) in 沼津港深海水族館


沼津港深海水族館に行ってきた。写真はこれから時間を掛けて整理をしていくのだが、とりあえず一番収穫があったのが、ハリモグラだ。

水族館でハリモグラに感動してる人はあまりいなくて、ハリネズミじゃなくて?って人も多かったようなのだが、いやいや、こんな明るいところで、しかも起きている姿を見られるなんて動物園通いをしている人からしたら奇跡を見るようだ。


現在、日本国内には3つの施設にしかハリモグラはいない。沼津港深海水族館のほかには東京の上野動物園、名古屋の東山動物園の夜行性動物舎だ。暗くて、いつも背中かお尻しか見えなかった。

哺乳類なのに卵を産む動物としてはカモノハシが有名だがハリモグラも同様の動物だ。爬虫類的な特徴と哺乳類の特徴をあわせもつ摩訶不思議な動物なのだ。詳しくは、ハリモグラ - Wikipedia 参照。

カモノハシの後ろ足には毒を持つ蹴爪があり、ハリモグラにも蹴爪があるのだが、こちらは無毒だそうだ。


こういうのを観察できるのもいいところですね。ちょっと幸せを感じました。