2012年4月24日

Picasaにできないことができる、RawTherapee

アクリル絵具

RawTherapee のインターフェイスが日本語化できることが分かったので設定してみた。


設定を色々確認していくと、Picasaではできないことが実装されていて感心。とりあえず見つけたのは2点。

まず最初は、ガイド付きの1度未満に対応した傾き補正。Picasaはマウスで無段階傾き補正ができるのが素晴らしい特徴で、他のソフトで同じ事ができるものは確認出来なかった。でも、RawTherapeeはもう一歩先に進んでいる。


直線選択・角度補正ツールを選択し、水平にしたい部分を指定すると、それが水平に対して何度傾いているかが表示され、クリックを離すとそのラインが水平になる。


便利かつ実用的な操作環境が実現されている。

2点目はズームしてからの切り抜き。これは他のソフトで出来るものもあるだろう。Picasaがなぜ対応しないのか不思議で仕方がない。


Picasaは何故か画像の全体を表示した状態でしか切り抜けないので大雑把に切り抜くことしか出来なかった。これが実運用上かなり不便だったのだが、RawTherapeeでは範囲選択しながらズームイン、ズームアウトが可能。

ということで、かなり RawTherapee が気に入ってきた。

古いバージョンもの(最新は4.08に対し、2.4)だが日本語のマニュアルがあるのでこれで基本機能は要チェックだ。
http://www.rawtherapee.com/shared/documentation/RawTherapeeManual_2.4_jp.pdf

2012年4月23日

Picasa の後継を探す

GR Digital 3 のRawファイル(DNG)をRawTherapeeというソフトで現像してみた。

Ubuntu上でPicasaを使う試行錯誤がまだ続いていてまだ完全な解決に至っていない。なので、別のソフトをソフトを探すことにした。条件は元データを弄らないこと。

これまで、digiKam、Shotwell、darktable を試してみたが、digiKamはKDE関係の依存が強く不要なソフトも入ってしまうこと、Showwellは問題外、darktableは動作が緩慢、ということで決め手に欠いていたのだけれど、darktableの姉妹ソフトで、RawTherapeeというRawファイルの現像ソフトがあるという情報を目にしたので試してみたところ、動作も軽快でなかなか良さそう。おまけに、darktableはGRD3のDNGファイルを読み込んでくれなかった。

英語版のWikipediaによると、RawTherapeeは、Rawファイル現像ソフトの中では最速の処理速度らしい。ただしメジャーなソフトウェアでは無いのでインターフェイスの日本語化はされておらず、表示される英単語は専門用語なので、画像処理に慣れ親しんだ英語に不自由しない人じゃないと快適には使えない。なので、日本語情報もあまりなくこれからの苦労が目に見えるようだ。




少しの救いはYouTubeなどで使用例を見ることができることだ、日本語ではないが。



RawTherapeeは基本性は高いし、よくできたソフトだと思うのだが、もう少し使い勝手の確認が必要。まだまだ模索は続くのであった。

2012年4月20日

枝豆のライタ

枝豆にチャートマサラと塩を少々かけます。
枝豆のチャートマサラと塩を加え、ヨーグルトを混ぜます。枝豆のライタの出来上がり。旨いよ!

インド料理を作っていると欠かせなくなってくるのがヨーグルト。ヨーグルトそのものはトルコ語のyoğurtが起源、ヒンディーでダヒ(दही)、タミルでタイル(தயிர்)、また何故か英語のカード(curd)という言葉もヨーグルトの意味で用いられていて、さまざまな料理法がある。

一番簡単に使えるのがヨーグルトそのものを直接皿に置いて食べることなんだけど、日本の食文化ではヨーグルトは甘いものと決まっているのでご飯と合わせるのの心理的な抵抗があるようだ。

次に簡単な料理がサラダ的に非加熱で作れるライタ(ラーイター。ちなみにインド人が長音で発音しても日本人には認識しにくい)。店で出てくるライタは玉葱、胡瓜のみじん切り、生姜などが入っている手間が掛かっているんだけどオススメはトマトをざく切りにしてコリアンダーパウダーと塩で調味するもの。トマトは出来れば湯剥きしたいけどそのままでも問題なし。

細切れのトマトとコリアンダーパウダーと塩を混ぜただけのラーイター。これが驚くほど旨い。簡単で美味しくて超絶お勧め。

非常にコクが強くてぽってりした風味が旨いです。

あと簡単に作れるのは胡瓜を擦ったものとヨーグルトを合わせるのも食べやすい。

すりおろしキュウリとトマトのライタ。オレガノを散らしている。そろそろ新しいバリエーションを作ろう。

ライタは基本的に美味しければどんなもので作っても良いと思うが、合わせるスパイスの相性が自分で研究してくのがいい。今のところ自分の経験上は、

トマト=コリアンダーパウダーのみか、+少量のチャートマサラ
キュウリ=クミンパウダー+コリアンダーパウダー
ブドウ=チャートマサラ+クミンパウダー

という感じ。チャートマサラは酸味+辛味+塩味がミックスしたスパイスミックスでインドで盛況なストリートフード用に作られたスパイスミックスでかなり万能に使えるのでオススメ。

あと味のポイントは塩。塩はスパイスの風味を広げて旨みを増し、バランスが合った瞬間、びっくりするほど旨みが広がる。そのポイントは普段の感覚よりも少し多めになるので味見をしながら少しずつ足してくのが良いです。

一番上の写真のライタは枝豆のライタ。使うスパイスはチャートマサラと塩だけ。たまたまコリアンダーの生葉があったので入れているが無くてもいい。枝豆とチャートマサラの組み合わせだけでも十分うまいのだがライタにする他の料理と混ぜ混ぜして食べるのが嬉しくなります。


こういうのに慣れてくるとインド料理屋に行って汁カレーとご飯を食べている時に一緒にヨーグルトが出てこないことが非常に残念に思うようになります。

この写真を見て旨そうと思った人はインド料理愛があります。ご飯にラッサム、ウールカイ、ヨーグルトがゴチャゴチャと混ざり、どのような食べ方で食べるのが旨さの組み合わせを楽しめるか考えるのが幸せなのだ。

2012年4月12日

MOLESKINE Calendar leaf 201205 to 201208 / モレスキン用カレンダーリーフ 2012年5月〜8月

ガラス細工の "aquarius" オクムラタケヒサ氏の作品、KOBE トアロードクラフトアートフェア 2008にて

モレスキン用のカレンダーリーフの2012年5月から8月までのものを作りました。以下のPDFのリンクからご入手ください。


PDF: 201205-201208 Calendar leaf for MOLESKINE large


使い方はこんな感じ。画像をクリックすると説明ページに移行します。

2012年4月11日

Ubuntu 12.04 Precise on VirtualBox can't take screenshots!

アナホリフクロウ(穴堀梟、Burrowing owl) Athene cunicularia (Molina, 1782) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 鳥綱(Aves) フクロウ目(Strigiformes) フクロウ科(Strigidae) コキンメフクロウ属(Athene)   姫路市立動物園にて

Ubuntu 12.04 Precise を VirtualBox上で試しているのだが、なぜかスクリーンショットが撮れないという不思議な現象が出ている。実機にインストールした場合にはどうなるのか未体験。


こんな感じ。VM内ではスクリーンショットが撮れないのでVMごとホスト側でスクリーンショットを撮ったものだ。

スクリーンショットとして表示されているのは背景画像のセンザンコウのイラスト。ユーザーインターフェイスもアプリケーションも存在しない。

他のサイトを見ているとスクリーンショットを公開しているところもあるので、出来ないというものではなさそうだ。もしかしたら VirtualBoxのせいかも。

ちなみに、フロントで動かしている darktable というソフトが非常に面白そう。このソフト日本語情報が極めて少ないので情報収集中だ。

2012年4月9日

使わなきゃ憶えられない、進まない。

Haldiram タミル語の勉強は結局本を買っただけか、、、。ネパール語をドンドン使えるようになっていく人を見てとても感心している。

ジンチョウゲ(沈丁花、Winter Daphne) Daphne odora Thunb. (1784)

ジンチョウゲ(沈丁花、Winter Daphne) Daphne odora Thunb. (1784) 植物界(Plantae) 被子植物門(Magnoliophyta) 双子葉植物綱(Magnoliopsida) フトモモ目(Myrtales) ジンチョウゲ科(Thymelaeaceae) ジンチョウゲ属(Daphne)

春先の花は蝋梅といい、沈丁花といい、いい匂いがしてウキウキした気分になれるのが嬉しい。ちょっと官能的な感じもする(安息香酸的に)。

2012年4月6日

How to install Picasa on Ubuntu/Xubuntu without invisible side panel Picasaのサイドパネルを不可視状態にせずにUbuntu/Xubuntuにインストールする方法

インドクジャク(印度孔雀、Indian Peafowl) Pavo cristatus (Linnaeus, 1758) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 鳥綱(Aves) キジ目(Galliformes) キジ科(Phasianidae) クジャク属(Pavo)   京都市動物園にて

Xubuntu 12.04 Beta2 で試してみた結果、なんとかサイドパネルのフォントが見える状態でインストールする方法を確認できた、、、長かった。
I tried install Picasa on Xubuntu 12.04 Beta2, then I found the method installing Picasa with visible side panel.

結論としては、日本語環境でXubunutuをインストールせずに、英語環境でインストールするとなんとかなるということ。
The method is "Install Xubuntu in English not Japanese". Maybe other multi-byte font environment is same.

まず、成功例。Xubuntu を English(デフォルト)でインストール。サイドパネルがキチンと表示さ、日本語のフォントもキチンと表示されています。
First, Install Xubuntu in English as default, side panel and Japanese font are visible.


日本語環境を追加して、Japaneseでログインしても大丈夫。問題ありません。
After install Japanese environment, also visible.


次にXubuntuを日本語でインストールしてみます。
Second, Install Xubuntu in Jaoanese.


Picasaをインストールするとサイドパネルの文字が見えません。
Fonts of side panel become invisible.


ということで、Picasaをちゃんと使いたければ英語環境でLinuxをインストールしてPicasaをインストールするのが良い。

Wineでよくある問題というのはフォントに起因するんだけど、サイドパネルはどのフォントのせいで見えなくなってしまうのか原因が追求できていないし、ネット上にも解決策が見つけることができていないのだ。で、このような泥臭い方法でアプローチしている次第。

2013-11-08 Ubuntu Studio 13.10 日本語環境下に Wine1.7 をインストールした状態で Picasa 3.9 をインストールしたところ、日本語が問題なく表示された。喜ばしい。

2012年4月3日

某市立図書館の児童書の新着情報


2012年1月以降、ずーっとこんな状態が続いている。ようやく1冊。これまでは空白しか表示されていなかった。館内で蔵書検索もできないんだろうか、、、、。

神戸市図書館情報ネットワーク新着図書一覧 館名:中央図書館 | Kobe Library Network Materials Search

Picasa for Linux が無くなって、、

ユリカモメ(百合鴎、Black-headed Gull) Larus ridibundus (Linnaeus, 1766) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 鳥綱(Aves) チドリ目(Charadriiformes) カモメ科(Laridae) カモメ属(Larus)   神戸港中突堤にて

Picasa for Linux が無くなってしまったのが個人的にはすごいショック。思わず、Google groupsにその旨を書き込んだら、"No big thing." と言われてしまった。WineやWinetrickを使ったらいいよとか言われるんだけど、他の人はサイドペインの文字が空白になってしまう現象は起こってないんだろうか?

という話を英語で返事するのに躊躇している状況、もどかしい。

Picasa for Linux has gone away ....

Carl Zeiss Distagon T* 28mm F2.8

sudo apt-get dist-upgrade
・・・・・・
以下のパッケージは「削除」されます:
gstreamer0.10-plugins-good:i386 ia32-libs ia32-libs-multiarch:i386
libsoup-gnome2.4-1:i386 libsoup2.4-1:i386 picasa

Googleのリポジトリから削除されたようだ。

そして、Picasa for Linux なんて無かったことになってしまったようだ、、、。

Error 404 (Not Found)!!1 http://picasa.google.com/linux/download.html

運悪くdebファイルを消してしまっているので、Wineとの組み合わせで使わざるを得ない。が、サイドペインの文字が表示されない状況が改善されそうにないので実運用はかなり面倒。困った、、、。

追記
2012/04/04 本日の昨晩の sudo apt-get dist-upgrade では Picasaは削除候補に登場しなかった。理由は不詳だが良かった。Google Groups で winetricks を勧められたけどやっぱりダメ。現在、素のUbuntu12.04のVMを作って検証準備中。digiKamか、Shotwellに乗り換えようかな、、、。

2012/04/06 "≪追記≫ 「deb http://dl.google.com/linux/deb/ testing non-free」 ↑のdebファイルは残っているようです。" ref: Picasa for Linuxが無くなりました - 憩いの場

2012/04/07 OpenCage: How to install Picasa on Ubuntu/Xubuntu without invisible side panel Picasaのサイドパネルを不可視状態にせずにUbuntu/Xubuntuにインストールする方法