2017年11月19日

Nexus 5X が起動しなくなり、Sony Xperia XA1 Plus を買ったのだがカメラが残念すぎる。

Nexus 5Xは、この後リカバリーモードに入れなくなってしまう。


Nexus 5X は手頃なサイズと軽さ、カメラの写りが結構いいので気に入って使っていたのだけれど、製造上の問題があり、正常に起動しなくなることがあるらしい。先日、そのブートループというのが発生してしまい、どう頑張っても起動しなくなってしまった。

Googleから購入した正規品なのだがリコールなどはなく、2年間の保証期間も切れてしまったのでどうしようかと色々悩んだのだけれど、とりあえず新しい端末を調達することにした。

色々検討して、Xiaomi の Android One にするか、Sony Xperia にするか悩み、最終的に Xperia XA1 plus という5.5インチサイズのデュアルSIMモデルを購入。

僕が携帯電話を使う用途の半分以上は写真を撮ることで、街中を歩いてはポチポチ、気になるものがあったらポチポチと写真を撮っているので、カメラモジュールの雄、ソニー製なのだから大丈夫だろうと高をくくっていたのだが、これがいけなかった。

まず、耳を劈くかの如き音量と音圧で ビチ!と鳴り響くシャッター音には参った。XA1 Plus は現行スマートフォンの中でも有数のスピーカー音量を誇るらしい。Nexus 5Xでは パシャ とさり気なく鳴っていいたのに比べると周りが気になって気になって仕方がなく、気軽さがまったくなくなってしまった。

国内SIMだとシャッター音を消すことはできないし、音量も調整できないのだから始末が悪い。

肝心のカメラの画質はというと、画素数は23万画素と非常に多いが、その他の部分はというと、これがまた微妙で、気に入らない点が幾つ(か、も)ある。


どうもピントが甘い。
  1. 近くの物が撮れない。5cmよりもさらに距離を開けないとピントが合わない。オマケに凄い広角(焦点距離 4.4mm = 画角21mm)なので物が小さくしか映らない。
  2. 全体的にピントが甘い。ピントが合っているところがよくわからない。大画素から縮小されればピントもそれなり合うだろうと思っていたけど甘かった。
  3. ラティチュードが浅い(ダイナミックレンジが狭い)。オマケにHDR撮影ができない(マニュアル撮影で手動OK可能)。Google 純正のカメラアプリはインストールできないし、Open Camera アプリは連写しないとHDRにならないし、イライラが募る。
  4. 広角すぎ。画角21mm。こんなに広角だとパノラマ撮影も全然ダメなのだ。
と、たぶん、今後どんどん不満が大きくなっていくものと思われる。

シャッター音に関しては、デュアルSIMのお陰で、解決策があるらしいので良いのだが、その他の部分に関しては正直なところ我慢し続けられる自信はない。Nexus 5Xのブートループ対策の修理代に1万円出すことになるだろう。

バッテリーもたっぷりあり、画面も大きく、音もいい。ミッドレンジのスマートホンの中ではCPUも強いし、メモリも多くてパフォーマンスも良い、いい端末なのだが僕の生活とはちょっと合わなかったのが残念だ。


心なしか、旗掲揚ポールが歪んでいるような、、、。