2010年1月28日

締め出された

ハゼ科の魚。ギンポか,カエルウオ(Istiblennius enosimae)?

 マンションの鍵を家に置いてきてしまい、締め出されてしまった。家人はチビ達と一緒に寝てしまったようで呼び出しには反応なし。いまはマクドナルドに避難してきているが、2時から清掃で追い出されることになりそうだ。ネットカフェ初体験になりそうだ。今日は23時帰りだったので、家でのんびりしようと思ってチューハイを買って帰ってきたのに、昼間に鍵を忘れたことに気がついていたのに...。バカだ。

2010年1月27日

鼠径ヘルニア(脱腸)

フーコーの振り子

 息子の鼠径ヘルニアの日帰り手術が終わった。日帰り手術でも全身麻酔をかけるので前日の検診や検査のために通院をしないといけないので結構大変だった。手術そのものは30分で終わるが、麻酔が覚めるのに40分、そこから最初の飲み物200ccを飲むまで30分。それから1時間様子をみて問題なければ好きな飲み物を好きなだけ飲める。その後の経過に問題がなければ、1時間から2時間後に退院。

 鼠径ヘルニアは胎児の時に睾丸が体外に出る経路が塞がりきらないために発生するそうだ。手術は、腹膜を結束して収縮させることで体外に出ないようにする腹腔内手術のため、2cm程度の傷ですむ。迂闊にジャンプをすると痛がっているが、普段の生活をしている分には痛みはほとんど感じていないようだ。

うむむ

メンフクロウ(面梟、Barn Owl) Tyto alba (Scopoli, 1769) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 鳥綱(Aves) フクロウ目(Strigiformes) メンフクロウ科(Tytonidae) Tyto属(Tyto)   神戸花鳥園にて

 チビの鼠径ヘルニアの手術が終わって久々に出勤。仕事が山盛りで遣り繰りが難しい。飛ぶように時間が経ってしまい、段々残された時間が少なくなってくる。大丈夫かな。

2010年1月22日

ぼうずコンニャクの市場魚類図鑑 リニューアル

うつぼの一種。姫路市立水族館にて

 しばらく見てなかったら 市場魚貝類図鑑 ぼうずコンニャク がリニューアルしていた。写真も大きく表示できるようになったようで、とても嬉しい。これを個人でメンテするのは大変だったでしょうね。より充実した内容になりそうで今後の発展が大いに楽しみだ。

疲れたぁ

ボリビアリスザル Saimiri boliviensis (I. Geoffroy and Blainville, 1834) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 哺乳綱(Mammalia) サル目(Primates) オマキザル科(Atelidae) リスザル属(Saimiri)

 もうそろそろ勘弁して欲しい。でも、まだ終わりが見えない。

2010年1月21日

肉松(肉鬆)と書いてロウソンと読む。これ豚のデンブなり。旨しからずや。

粥粥(中華粥)の干し豚削節(肉松)。繊維状にホグれた豚肉がお粥に広がって旨い。

 中華料理店に行ってもあまり食べられないが、中華粥屋に行けば食べられるのが肉松。豚肉をじっくり時間を掛けて甘く煮込み、繊維状にほぐしたものだ。豚肉のアミノ酸だのイノシン酸が熱いお粥にじんわりと染み出してなんとも旨いのだ。ああー、食べたい。

お粥を食べよう

粥粥(中華粥)の「ザーサイと干し豚削節のお粥」のアップ

 最近疲れ気味なので今日は中華粥を食べて帰ろう。本当は朝食に食べるものなのだけれど、少々体が疲れてきたのであっさりしたものを食べておこう。

 ストレスが溜まると夜にバリボリバリボリと柿の種やらフリトレーやらを食べてしまうのでお腹回りに脂肪がボテ付いてきた。イカン。しかし、まだ負けてしまう。

カレーの禁断症状が出始めた

ゲンキィャオワーン(แกงเขียวหวาน、ココナッツミルク入りグリーンカレー)、バーン・タイ(タイ料理、三宮)にて

 うう、カレーの禁断症状が沸々と出てきた。食べたいよ~。誰か一緒に食べにいきましょう。

2010年1月20日

Olympus E-3

ハイビスカスの花。姫路市立手柄山温室植物園にて

 昨日、とある水族館の写真を撮りためているページで、Olympus E-3をケチョンケチョンにダメ出ししているのを読んだ。まぁ気持ちは分からないでもないが、自分の場合はマニュアルフォーカス、マニュアル絞り(絞り優先)で写真を撮っているから失敗は基本的に自分の力量不足が原因だと考えるようにしている。
 デジタルカメラだと何かと便利なので連射/ブラケット撮影禁止の制約を課している。昔の写真家が持っていた緊張感にちょっとでも近づければなぁと思う。

 ネットで調べるともう後継機種の話が出てきているみたい。高感度が良くなったらちょっと欲しいなぁ。

カノコイセエビ(鹿子伊勢海老、Longlegged spiny lobster) Panulirus longipes (A. Milne-Edwards, 1868)

カノコイセエビ(Longlegged spiny lobster) Panulirus longipes (A. Milne-Edwards, 1868) 動物界(Animalia) 節足動物門(Arthropoda) 甲殻綱(Crustacea) エビ目(十脚目)(Decapoda) イセエビ科(Palinuridae) イセエビ属(Panulirus)   サンシャイン国際水族館にて

 昨日、Wikimedia commons に登録したカノコイセエビ。素晴らしく格好のいい姿に惚れ惚れ。これは、息子と一緒にサンシャイン国際水族館に行ったときの写真。そういえば息子に使わせるデジタルカメラが今はない。何か高感度に強いカメラを調達してあげたいなぁ。

大きくなったら むしはかせになりたい

ハンミョウ(斑猫、Tiger Beetle) Cicindela japonica THUNBERG,1781 動物界(Animalia) 節足動物門(Arthropoda) 昆虫綱(Insecta) コウチュウ目(鞘翅目)(Coleoptera) ハンミョウ科(Cicindelidae) Cicindela(Cicindela)

 卒園を控えた息子が文集に書く将来の職業は「むしはかせ」だそうだ。虫といわず、生きもの全体を好きになって欲しいところだが、以前に「おじいちゃんと一緒に山にトンボ獲りに行こうよ」と誘ったら、山に行ったら落ちるかもという消極的な答えが帰ってきた。もっと度胸を付けなきゃならないね、協力してあげよう。

2010年1月19日

ブタブタ

鬍鬚張魯肉飯(ひげちょうるうろうはん)の魯肉(るうろう)飯。豚の頬肉を使ったかけご飯。あまり味が濃くないのが特徴。テーブルにある唐辛子油をかけて食べる。

 近所の吉野屋が豚丼を出さなくなった。吉野屋の牛丼はあっさりしていて好きなのに残念だ。しかたがないので今は三宮駅の西口の下の店に食べに行っている。いつか豚丼特盛と豚皿を一緒に注文したいぞ。

 豚といえば、鬍鬚張魯肉飯!が旨かった。日本から撤退してしまったのは本当に残念。神戸で魯肉飯を出している店は他にないのだろうか。贔屓にさせていただくのだが。

仕事しすぎ

夕暮れ

 最近は仕事量が多くて、チビ達は寝ている時間じゃないと帰れない。それでも抱えている仕事は消化不良で困ってしまう。人の為に目端を効かせれば効かせるほど、自分がやらないといけないことが多くなる。なんだう、このアンバランスは。

 少し前に上のチビは、大きくなったら勉強するの嫌だなぁ~、仕事も大変そうで嫌だなぁと云っていたらしい。チビと一緒に楽しい仕事したいね。

B級グルメ

風月のお好み焼きが作られる過程を撮ってみました。マヨネーズの上にソースをドバっと。

 B級グルメの新長田の南側にお好み焼きを食べに行こうという計画がある。どこかいいお店がないだろうか。新長田にはミャンマーカレーの店だとか、いろいろ不思議な店が沢山あるらしい。以前は美味しいタイ料理店もあったそうなのだが随分前に閉まっているらしい。

 そういえば、焼肉も長らく食べていないし、久々にハフハフ食べたいなぁ。

限定メニューの「くらした」、炭火焼肉屋台 たじま屋にて

体に負担のないマウスはないものか...

Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000 マウスを動かすときは親指と薬指で挟む。これがあとあと筋の痛さに繋がっていると思う。

 これまで沢山のマウスを買ってきた。小さいもの、軽いもの、無線のもの、Bluetooth、変わった形のもの、大柄なもの、安いものなどなど。どうしても解消されないのがクリックする人差し指の痛さ。最初は調子良くてもいつの間にか関節が痛みだす。これが辛い。特に冬場だと関節が軋んでくるので操作をしつづけることが難しい。

 職場で使っていた Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000 というマウスは当初お気に入りだったが、親指と薬指では両脇をはさんだ状態で人差し指を上げなければならないのと、無意識に置かれる人差し指の位置と、左クリックのボタンの場所がズレていて、指を開き気味にしないとクリックできないところも苦痛で、指の又から手首までの筋が痛いという状況になってしまった。

 手に負担の少ないいいマウスはないものか、まだまだ探索は続きそうだ。最近、トラックボール付きのキーボードが発売されたのを見たような気がするが。

 ちなみに、上のマウスの下敷きになっているマウスパッドはとても気に入っていて、もう10年近く同じ製品を使い続けている。細かな起毛がマウス下のテフロンを綺麗にしてくれて気持ちがいい。

Kensington SlimBlade Trackball を Ubuntu 9.10 で使う。

Kensington SlimBlade Trackball 親指で操作してみる。やはり玉が大きい。

 日曜日に注文した Kensington SlimBlade Trackball がもう家に届けられた。早速、Ubuntu 9.10 をインストールしたノートパソコンに繋いで使ってみた。きちんと認識された。

 このトラックボールの特徴の一つは、ボールを水平方向に捻るとスクロールとして機能するというギミックを備えていることだが、特に設定しなくても実現されている。4つあるボタンは、下2つが左クリック、右クリック、左上のボタンが中ボタンに割り付けられている。

 使ってみた感じではやはり大柄な点が使いにくい。キーボード下に配置するのは案としては良いと思うが、いかんせん邪魔だ。もうちょっと使い勝手を考える必要がありそうだ。

2010年1月17日

CheckUsage: Chinese_rice_congee.jpg



CheckUsage というページでは、Wikimedia Commons に登録した画像がどのように使われているかを確認することができる。

 三宮の粥粥で撮影した中華粥が18言語のWikipdiaで利用されている。凄いことだと思う。

トラックボール

Let's note のトラックボールを受けていた3個の人工ルビー。

 以前に使っていたパナソニックのレッツノートの影響で、トラックボールが好きだ。今は使っていないが、出来ることなら使いたいと思い続けている。最近手首と人差し指が痛くなってきたので、それを解消するために改めて購入を検討している。

 キングストンが新しいトラックボールを出したので、買おうかどうしようか悩んでいて、いろいろ考えた末、もう一つ前の薄型のものを使ってみようかと考えている。使い方は、右のようにキーボードの下に配置する予定。

 手首が痛くなるのは、クリックする為に指を高くあげなければならないからだし、人差し指が痛いのはクリックする時の圧力だ。レッツノートを使っていて良かったのはカーソル操作を親指で行うことだった。一番強度のある親指を使うことで、クリックが辛かったことはなかった。凹んだクリックボタンの使いごごちの良さは忘れられない。ボールを親指でハジキ飛ばしてワープさせる快感はマウスでは得られないものだ。

 ということで、今回はマウスをスペースキーの下に置いて使ってみようかと思う。マウスは本当にいろいろ購入しているが、これ!という決定版にまだ出会えていない。

 キーボードに関しては、プレイステーション用のものに決めている。スペースバーが文字通りに長く、余分なキーが追加されておらず、デザインも質素でUSBハブ内蔵というところがいい。

2010年1月16日

鉄道模型を捨ててから、

ビワヒガイ(Sarcocheilichthys variegatus microoculus)

 鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい:アルファルファモザイク という話を読んだ。鉄ちゃんは嫌いだが、この夫の行動はすごく共感する。分かり合えないことを実感してしまうんだ。彼には妻の目が空隙に見えていることだろう。もう目を合わせて話すことはできないよ。

中国恐るべし

中国製の単3乾電池のマイナス端子。
(中国製の単3乾電池のマイナス端子)

 Googleで生きものの名前を検索していて見つかったサイト、レコードチャイナ。どういう媒体なのかよく分からないが、中国国内の動物関係のB級ニュースが目白押しだ。ある意味面白すぎだが、これはどうかな!?というものが多い。中国は広東などでセンザンコウやジャコウネコ、その他諸々の野性生物を野味と称してよく食べる。「四つ足で食べないのは机だか、飛ぶもので食べないのは飛行機だけ」というが、その後に「二つ足で食べないのは両親だけ」と続くらしい。

 レコードチャイナでは、中国のスーパーの店頭で養殖ワニが生きたままさばかれて売られているところを紹介した記事もある。流石に、それはどうかな??

レコードチャイナ:<動物虐待アート>ブタにTATOO!?海外コレクターが高額取引...

2010年1月15日

三葉虫の謎—「進化の目撃者」の驚くべき生態

アンモナイトの化石

 「三葉虫の謎—「進化の目撃者」の驚くべき生態」という本を読んでいる。これは面白い。

 日本人には馴染みが深いと思われるが、カンブリア期に起こった系統分化の一大発展(カンブリア爆発)によって進化の大実験が繰り広げられた!という話。

 NHKの「生命40億年はるかな旅」という特集でも取り上げられたので、アノマロカリスだとか、オパビニア、ピカイアといった奇妙な動物の名前を覚えている。ピカイアはカンブリア爆発を生き残った脊椎動物の祖先で、現在のナメクジウオの祖先であると紹介されていた。
ナメクジウオ(蛞蝓魚、Japanese lancelet) Branchiostoma belcheri (Gray, 1847) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) ナメクジウオ綱(Leptocardia) ナメクジウオ目(Amphioxi) ナメクジウオ科(lancelets) ナメクジウオ属(Branchiostoma)   下関市立しものせき水族館 海響館にて

 ところが、という話が書かれていてとても面白い。バージェス頁岩以外からも沢山の奇妙奇天烈な生き物の痕跡が見つかっており、進化の大爆発や大実験はなかった、実際には緩やかな通常進化が起こっていたであろうと紹介されている。Wikipediaなどで周辺情報を確認すると、ピカイアも脊椎動物の祖先ではないという説が主流になっているようだ。

 へぇー、と感心すると同時にこういった情報や知見の革新を自分の中で確認いこうかと、ちょっと途方に暮れる。なにか科学雑誌を購読しようかな。

クサフグ(草河豚、Grass puffer) Takifugu niphobles (Jordan and Snyder, 1901)

クサフグ(草河豚、Grass puffer) Takifugu niphobles (Jordan and Snyder, 1901) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) フグ目(Tetraodontiformes) フグ科(Tetraodontidae) トラフグ属(Takifugu)   京都大学白浜水族館にて

 Wikipedia:画像提供依頼/自然科学 - Wikipedia でリクエストがあったので、Wikimedia Commons に提供予定。

 最近のちょっとした気晴らし。

2010年1月14日

Encyclopedia of Life

ネオンドワーフグラミー(Colisa lalia)  ドワーフグラミー(Dwarf gourami) Colisa lalia (Hamilton, 1822) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) スズキ目(Perciformes) ゴクラクギョ科(Belontiidae) Colisa属(Colisa)

 最近、Encyclopedia of Life が好きでよく利用している。NCBIや、ITISよりも横串の刺さっているサイト数が多いので見つかる学名が多いのが素敵。

 もう少しサイトの動作が軽ければありがたいのと、uBio Home のように、生物の名前を多言語で取り込んでいただけると嬉しい。和名から学名を調べるのは結構骨の折れる仕事なのだ。

GR Digital 忘れた

リーフィーシードラゴン Phycodurus eques (Günther, 1865) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) トゲウオ目(Gasterosteiformes) ヨウジウオ科(Syngnathidae) Phycodurus属(Phycodurus)

 今日は GR Digital を忘れてきた。いつも持ち歩いているものがないとちょっと気持ちが悪い。

 ずーっと使ってきたコロンビアのチョークバックが壊れてしまったので、新しいのを買わないといけないのだが、これが悩ましい。どこのメーカーのものにしようかなと。

2010年1月13日

Windows Web Server 2008 を試す

コンゴウフグ(金剛河豚、Longhorned cowfish) Lactoria cornuta (Linnaeus,1758) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) フグ目(Tetraodontiformes) ハコフグ科(Ostraciidae) コンゴウフグ属(Lactoria) 須磨海浜水族園にて

 サーバーのリプレース用に Windows Web Server 2008 の評価版をダウンロードした。Windows Server 2008 は、R2になっているが、Web Server版に R2は見当たらない。あれば使いたいのだが。

 ともかく、VirtualBox 3.1上にセットアップを始めたのだが、評価版のライセンスの説明が分かりにくい表現で何したらいいのかよく分からない。自分はバカなのではないかと訝しがってしまいそうだ。

動物園に行こう

マンドリル Mandrillus sphinx (Linnaeus, 1758) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 哺乳綱(Mammalia) サル目(Primates) オナガザル科(Cercopithecidae) マンドリル属(Mandrillus)

 息子から動物園に行きたいと言われたのでちょっと嬉しい。候補は京都市動物園かな。京都の動物園は、鳥と爬虫類が充実しているところが好き。あと、ジャガーが危険な程近くで見ることができるし、ライオンは滅茶苦茶怖く吠えてスリル満点。最近ではマンドリルに数字を教える実験もされているそうで、また行ってみると面白ろそうだ。

2010年1月12日

セイタカノウタケ(Pestle Puffball) Lycoperdon excipuliforme (Scop.) Pers. 1801

セイタカノウタケ(Pestle Puffball) Lycoperdon excipuliforme (Scop.) Pers. 1801 菌界(Fungi) 担子菌門(Basidiomycota) ハラタケ網(Agaricomycetes) ハラタケ目(Agaricales) ホコリタケ科(Lycoperdaceae) ホコリタケ属(Lycoperdon)   兵庫県立御影高等学校 六甲山のキノコ展にて  採集地:神戸市北区再度公園修法ケ原 採集日:2009年10月30日

 日本で数例しか採取例がないというセイタカノウタケを見るために県立御影高校の「六甲山のキノコ展」にお邪魔した。快く写真撮影に応じていただき、Wikimedia commons への掲載についても了解を得られたので、ボチボチと写真を登録していくつもり。

 つもりだったのだが、分類の確認作業に非常に手間がかかり効率が悪くてやってられないという感じ。

 どうも菌類(Fungi)については、分類手法が一本化されていないらしく、なおかつ、シノニムの多さも半端ではない。上のセイタカノウタケの場合、Encyclopedia of LifeCABI Bioscience Databases によると、Lycoperdon excipuliforme (Scop.) Pers. 1801 なのだが、日本で流通しているのは主に、Calvatia excipuliformis (Scop.) Perdeck のようである。

 キノコは観察しやすいので、ファンが多いらしく、思った以上にネット上には写真が多い。ただし、学術情報は少ないように思える。

 セイタカノウタケは日本では珍しいが、海外ではそれほど珍しいキノコではないようで、写真は結構見つかり(Lycoperdon excipuliforme)、ちょっと拍子抜け。標本を撮った写真は、実際に生えているところを撮った写真は敵わない。

アンコウのオス

チョウチンアンコウ(提灯鮟鱇、Atlantic footballfish) Himantolophus groenlandicus (Reinhardt, 1837) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) アンコウ目(Lophiiformes) チョウチンアンコウ科(Himantolophidae) チョウチンアンコウ属(Himantolophus)   姫路市立水族館にて



 OpenCage.infoの検索履歴の中に「アンコウのオス」というのがあった。アンコウというと、吊るし斬りや七つ道具という言葉が連想されるが、そのアンコウはキアンコウやニシアンコウなどの平べったい魚で鍋にするととても旨い魚だが、「アンコウのオス」に繋がる魚はこのアンコウではなく、まん丸なチョウチンアンコウだ。

 かつて、チョウチンアンコウはメスしか捕まらず、オスは幻の存在だったそうだ。ほとんどのメスにオスがくっ付いているという話しなので、上の写真でも探せばオスの痕跡が見つかるかもしれません。

 深海魚は変わった生態のものが多くて、調べると非常に面白い。

2010年1月7日

Weblio 辞書 いいなぁ

フクロモモンガ(Sugar glider) Petaurus breviceps (Waterhouse, 1839) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 哺乳綱(Mammalia) フクロネズミ目(Diprotodontia) フクロモモンガ科(Petauridae) フクロモモンガ属(Petaurus)   多摩動物公園にて

 たまに利用している Weblio 辞書 は個人的にやりたいと思っている事を見事に実現されていて素晴らしい。まだいい使い方を模索しているのだが、内容の充実さにおいては、ja.Wikipedia よりも優れている。かつては一人で開発されていたり、40台近い中古パソコンをマンションの一室で稼働させたりしていたらしいという、剛毅なところもいい。

 情報を情報に繋げることを目的に作ったそうなのだが、やはり「情報の価値」を「情報の繋がり」に求める理想は同じなので親近感がとても沸いた。

Wikimedia Commons 再び

カサゴ(笠子、瘡魚、Marbled rockfish) Sebastiscus marmoratus (Cuvier, 1829) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) カサゴ目(Scorpaeniformes) フサカサゴ科(Scorpaenidae) カサゴ属(Sebastiscus)   須磨海浜水族園にて

 しばらくの間、Wikimedia Commons への画像登録を続けようという気になった。理由は、http://opencage.info/pics/ への画像の登録を躊躇っているから。今は騙し々動かしている状態なのであまり負荷をかけたくないのだ。画像の生成はハードディスクへの負荷が大きいので。

 あと、復旧時に MySQLからもう使わなくなったテーブルをザクッと削除した。なかには500MBにも肥大したテーブルがあったのだが、こころなしかSQLの応答性が早くなったような気がする。使わなくなったテーブルは明示的に DROP した方が良さそうだ。

 仕事が底なし沼状態。そろそろ人力マルチタスクの限界も近い。

2010年1月6日

WD 15EARS

大原美術館の窓から

 久し振りにハードディスクを買った。ウエスタンデジタルのWD15EARS という1.5TBを9,980円で購入。キャッシュが64MBも載っていて、XP だとパフォーマンスが悪いという話だ。Ubuntu 9.10 に接続してみた限りではまったく問題無し。音も静かでいい感じだ。家に帰ってつらつら考えていると、デスクトップPCのWindowsXPを7に変えるいい機会だった事に気がついて、バルクを一緒に買わなかったことをちょっと後悔。

Picasa Web Albums と データストレージ

ナナホシキンカメムシ(七星金亀虫、Nanahoshi-kinkamemushi (Jewel bug)) Calliphara exellens (Burmeister, 1834) 動物界(Animalia) 節足動物門(Arthropoda) 昆虫綱(Insecta) カメムシ目(半翅目)(Hemiptera) キンカメムシ科(Scutelleridae) Calliphara属(Calliphara)   多摩動物公園にて

 Picasa Web Albums を試してみた。目的は、写真のバックアップ用途だ。アルバムをまとめてアップロードしたり、ローカルのフォルダーと同期を取ることも可能。Ubuntu 9.10+Wine上にインストールした Picasa3.6を利用したが、まったく問題なく使えた。素晴らしい。

 問題点があるとすれば、ローカルのデータと同期させる機能は便利なのだが、これではバックアップにはならない。同期を止めればバックアップになるが、一気にローカルにダウンロードできるかを確認しないといけない。

 あとは、容量を幾らで買うかという点。

 機能 : 容量のアップグレード - Picasa ヘルプ によると、現時点でのストレージ価格は、
* 20 GB(年間 5 ドル)
* 80 GB(年間 20 ドル)
* 200 GB(年間 50 ドル)
* 400 GB(年間 100 ドル)
* 1 TB(年間 256 ドル)
* 2 TB(年間 512 ドル)
* 4 TB(年間 1,024 ドル)
* 8 TB(年間 2,048 ドル)
* 16 TB(年間 4,096 ドル)
である。今の手持ちの写真データの容量がどれくらいあるのかよく分からないが、年間に10000円払ったら 400GBを保管してくれる。月2000円を払えば、1TBだから悪くはないが、汎用データを保存できないのは勿体ないかも。また、データは増え続けるものなので、何年か後には4TBとかなってたら辛いなぁ。まぁ、バイトあたり単価は下がって行くんだろうけど。

 何にせよ、管理方法をはっきりさせておかないと、ローカルのデータもクラウド上のデータも両方消してしまう危険がありそうだ。

2010年1月4日

Something knew

灘黒岩水仙郷

 新しいサイトの名前を考えた。Something knew にすることに決めた。MindTouch Core を使っていろいろな情報をスクラップしていく予定。なかなかいい名前!と喜んでいたら、既に使っている人もやはりいた。something i knew にするか、Something 'knew するか悩んだが、ここはストレートに行こうかと思う。

湾岸ミッドナイトが店頭から消えて、既刊のラインナップからも消えた。

ネオンサイン

 年末に頭文字D(未だにイニシャルと読めない)の新刊を買って、最後の既刊案内を見ていたら、湾岸ミッドナイトの本編(今はC1ランナーという外伝が連載中)がラインナップに載っていなかった。以前に、C1ランナーの1巻を買ったときにも単行本が店頭から消えていて不思議に思ったのだが、ラインナップから消してしまうというのがよく分からない。確かに、話の行き詰まりを感じていたが、こういう形で中断するとは。

 そういえば、数年前にシャコタンブギの文庫版を買ったときも、突然11巻以降がでないことになってしまい、それで途切れたという経験がある。なんとも不思議な感じだ。

 古い作品でも手元に置きたいのは新品の冊子、というタイプなので中古に手を出すのも躊躇われ、未だに通しで読めていない。

 あと、TOKYOブローカーも面白かったので続編を楽しみに待っている。

アイデン&ティティ

キングペンギン(王様ペンギン、King Penguin) Aptenodytes patagonicus (Miller, 1778) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 鳥綱(Aves) ペンギン目(Sphenisciformes) ペンギン科(Spheniscidae) コウテイペンギン属(Aptenodytes)   海遊館にて

 年末年始に自分を問い直してみた。そこで実感したことは、結局、情報分野で自分を伸ばさないと自分は父としての価値しかないということだ。情報といっても拙いサーバーを運用しているだけ、写真も本気で勉強している訳でもない。もっと腰を据えて独立するぐらいの心意気を持ちたい。

 いつもアイディアはいいのだが、行動力が伴わない。

 数年前には新エネルギーファンドの立ち上げを模索していたのに、一気に時代が先に行ってしまった。今更というところだ。

 思い起こせば10年ほど前に地球温暖化がもっと深刻化するだろうと漠然と予測していて、現実になった。ついでに予測すると、あと10年もしない間に日本は移民の問題に頭を悩ませることになるだろう。これを「隣のバングラディッシュ人問題」と命名しているけど。

 さて、頭の中をリセットして勉強を始めよう。

長かった

タイセイヨウクロマグロ(大西洋黒鮪、Northern bluefin tuna) Thunnus thynnus (Linnaeus, 1758) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) スズキ目(Perciformes) サバ科(Scombridae) マグロ属(Thunnus)   海遊館にて

 サーバーがようやく復旧。起動時の chkdsk で幾つかのファイルが飛んでいるのがチラリと見えた。再構築をしようと、以前に購入したWindows2003 Server のインストールディスクを持ち出してきたのだが、ボリュームライセンスの管理方法が eOpenから Volume Licensing Service Center というサービスに変わった関係で自宅ではプロダクトキーを取り出せず、使えない状況に。どこかにメモしておくべきだったが、こういう物理的な管理は苦手なので結果は一緒だったかもしれない。

 帰省先の高砂市は、WiMAX の整備計画も白紙だし、市内のマクドナルドにさえ、WiFi が整備されていないという情報過疎地域だ。以前に帰省した時にはネットを引いてもいいよという話だったのでケイオプで引いてもらおうと思っていたのだが、もたもたして開通を後回しにしていたら気が変わってしまって、話はご破算になってしまった。残念。