2015年1月27日

Sony α7S で深海魚を撮る。

Sony α7S で撮影したミドリフサアンコウ
ミドリフサアンコウ Sony α7S

 Sony α7Sを買った理由の最も大きなものが深海魚や夜行性動物など暗がりに展示される生き物を撮影することだ。特に深海魚はこれまで姿を撮ろうと思うと多くが標本になってしまう。標本はどうしても色が抜けるし、屍体という不気味さが付きまとう。
 なおかつ、最近は深海魚の生体展示が増えてきたので生きた姿をきちんとカメラに収めたかったのだ。
 上の写真は、葛西臨海水族園の生体展示、下は姫路市立水族館のホルマリン漬け標本。やっぱり生きている姿というのは素晴らしいものだ。

2015年1月24日

ウチワシュモクザメ(団扇撞木鮫、Bonnethead, Bonnet Hammerhead) Sphyrna tiburo (Linnaeus, 1758) in Osaka Kaiyukan Aquarium


動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 軟骨魚綱(Chondrichthyes) メジロザメ目(Carcharhiniformes) シュモクザメ科(Sphyrnidae) シュモクザメ属(Sphyrna)

海遊館で一番最初に現れるトンネル水槽の中で泳いでいる小型のシュモクザメ。英語の名前はボンネットヘッド。ボンネットには車のエンジンフードのほかに、髪の毛をすっぽり覆う帽子の意味がある。

2015年1月22日

セイラン(青鸞、Great argus) Argusianus argus (Linnaeus, 1766) in Ueno zoo, Tokyo


セイラン(青鸞、Great argus) Argusianus argus (Linnaeus, 1766) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 鳥綱(Aves) キジ目(Galliformes) キジ科(Phasianidae) セイラン属(Argusianus) 恩賜上野動物園にて

進化に種の恣意性は無いというけれど、偶然だけでこんな模様を生み出せるとは思えない。本当に生き物の世界は不思議だ。

2015年1月21日

タイワンキンギョ(台湾金魚、Paradise fish) Macropodus opercularis (Linnaeus, 1758)


タイワンキンギョ(台湾金魚、Paradise fish) Macropodus opercularis (Linnaeus, 1758) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) スズキ目(Perciformes) ゴクラクギョ科(Belontiidae) ゴクラクギョ属(Macropodus) 鳥羽水族館にて

 台湾金魚はとても好きな魚の一種。いつか家で飼いたいなぁと思っている。沖縄なら移入種として定着しているとのこと。

 小学生の頃、近所のキッコーマンの工場に小さなコンクリート護岸の川があったんだけど、暖かい排水が流れてたおかげで誰かが逃がしたグッピーが棲みついていた。一度捕まえて家に持って帰ったこともあるんだけど、水を暖めることができなかったから翌日には全滅して悲しかったなぁ。懐かしい思い出。

2015年1月20日

スポッテッドバラムンディ(Spotted bonytongue) Scleropages leichardti (Gunther, 1864) , Suma Aqualife Park


スポッテッドバラムンディ(Spotted bonytongue) Scleropages leichardti (Gunther, 1864)
動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 条鰭綱(Actinopterygii) アロワナ目(Osteoglossiformes) アロワナ科(Osteoglossidae) Scleropages属(Scleropages)

 オーストラリアに生息するアロワナの一種。須磨海浜水族園ではオーストラリアハイギョとの混泳で3匹がゆったりと泳いでいる。とても綺麗な姿だ。鳥羽水族館でも見ることができる。
 Bonytongue ということなので、bony(骨のある)-tongue(舌)な魚ということ。舌に骨があり(=力強い)ザラザラな舌の表面と口蓋を歯のように利用しているそうだ。

 そういえば、ピラルクーの舌が下し金代わりという話を開高健が紹介していたような気がする。

2015年1月19日

7年前にサンシャイン国際水族館で見たターポンを須磨海浜水族園で再認識できる人間の認識能力って凄い。

昨日、須磨海浜水族園に行ったところ、波の大水槽にターポンが泳いでいることに気がついた(ターポンであることはスマスイに確認済)。まだ飼育が可能か検証中とのことで銘板も用意されていないのだが直感的に「なんでターポンが!?」とフラッシュした。不思議なこともあるものだ。

改めて、実際にターポンを見た場面について確認してみると、2008年に新宿のサンシャイン国際水族館で幼魚サイズを見たことがあるのと、20年以上前に開高健の「オーパ、オーパ」の写真を見た程度。いくら生物の分類に興味があるという点を差し引いても、人間の認識能力というのは凄いなと自分で驚いた。


ターポンという魚は最大で2.5メートル程度になる魚なので、ようは波の大水槽にピラルクーぐらいの大きさの美しい白銀の魚体が見られるのは非常に楽しみだ。



2015年1月5日

腕時計が壊れたけど、チャンスか?

Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 (AE) で最大絞りで撮影した腕時計の文字盤。
この年末年始に、もう10年近く使っていた腕時計の分針が軸から外れてしまったのだ。飾り気のない無骨な時計でかなり気に入っていたので残念だ。 しかも、この時計は3年ぐらい行方不明になっていたのが納戸の中で見つかって、もう動かないかと思っていたところが見事にエコドライブの力で復活したという、思い入れがたっぷりの腕時計なのだ。 しかし、moto360への興味が結構あって、これを期に、とか思ってしまう。 でも、僕が時計に求めたい性能の中で防水性というのが結構高い位置をあるので、moto360は決定的ではないんだなぁ。時間の正確性も重要視でこれまでは電波時計必須だったのだが、smart watch ならNTPが走っているから問題ないだろう。 さて、どうしよう、、、。早く決めないと分針が摩擦で傷んでしまいそうだし、悩ましいなぁ、、、。