2014年8月3日

SONY α7S をしばらく使っての感想。

タチコマ Revoltech Yamaguchi SONY α7S AbobeRGB

先日、SONY α7S を水族館と動物園に持ちだしてみた。レンズはいつもの Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 を近代のマウントアダプターを使って装着。

高感度の強さはまるで暗視カメラを付けているのと同じようなもので、肉眼では見えないものがファインダーを覗くとありありと見えてくるのでズルをしているような気分になる。まだ指が操作系を覚えていないので戸惑うが、大体 ISOオートにしておけば大抵のことは事足りるような感じだ。

気をつけないといけないのが ISOをオートにすると、シャッタースピードが 1/60s に固定されること、当たり前だけれどレンズの絞りを絞るとカメラ側は ISOを上げて対応しようとする。被写体が暗い場合は、自動でISOが上がるのは 初期設定では 12800 まででそれで対応できないとなると次はシャッタースピードが遅くなる。この際かなりハイキーになるので露出補正を大きくマイナスに振った方が良いようだ。

ヨザル(夜猿、Northern Owl Monkey, Humboldt
ISO12800 B+-0 1/13s

ヨザル(夜猿、Northern Owl Monkey, Humboldt
ISO12800 B-0.7 1/60s

実際のところ、露出演算したものがEVFファインダーに写っているので、難しいことを考えなくても Auto やシーン選択モードで撮っておいても構わないように思う。ISOマルチショットNR(Noise Reduction) も強力だし。

ウミサボテン(海仙人掌、Sea finger) Cavernularia obesa Valenciennes in Milne Edwards & Haime, 1850 動物界(Animalia) 刺胞動物門(Cnidaria) 花虫綱(Anthozoa) ウミエラ目(Pennatulacea) ウミサボテン科(Veretillidae) ウミサボテン属(Cavernularia )   須磨海浜水族園にて

フィルムカメラ時代のレンズを使っている人にとっては相当楽しい機械だと思う。

電池の持ちはモニターをオフにした状態で大体400枚少し。レンズが手動なのでその分多く撮れていると思う。


これまで Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 を 4/3マウントで使っていたから実質 120mmのマクロレンズだったのが フルサイズになったので 60mmに戻ってしまった。120mmの画角はかなり気に入っていたので中望遠のマクロが欲しくなってしまったのが目下の一番の問題。

2 件のコメント:

Yoshinori_K さんのコメント...

ご無沙汰しております。
α7S導入、おめでとうございます。
Macro Planner 100mm F2.8 の導入も近そうですか?

OpenCage さんのコメント...

新しいレンズを買う金はないんですが、たまたま妻がオリンパス時代の100mmマクロを持っているのでマウントアダプターを買って使おうと思ってます。

かなりの暗がりでもシャッタースピード優先(1/200〜1/400)で撮れてしまいますので水族館や夜行動物の展示では無敵に近いですね。面白いです。