我が家の主力 3D プリンターは、 Snapmaker J1S というマイナーな 3D プリンターなのですが、メーカーのフォーラムを眺めていると、カプトンフォイル(ポリイミド製薄膜シート)をヒートベッドに張り付けるとめっちゃ良い、と書いてあったので早速小型省電力のサブマシン( TINA2S )で試してみたのだが、なかなか定着性が良くて、生成物を剝がしやすく、ヒートベッドのコーティングを傷めないので大変良かった。
脂が付くと剝がれ易くなるので底面積の小さな造形には向いていない。あと、3D プリンターの最初のレイヤーはかなり正確にヒートベッドの形状を再現するので、上のように細いカプトンテープだと隙間なく貼ったつもりでも見事の隙間が再現されてしまうので、きちんと使おうと思うとフォイル状のものが必要だ。
カプトンを使う方法は結構前から知られていたものらしい。カプトンは耐熱性、耐薬品性が優れているので、80℃から100℃に晒され、脱脂薬を塗布されるヒートベッドにはうってつけの素材で、なおかつフィラメントが剝がれにくい特性まであるなんてなんとも不思議な感じだ。
まだ買っていないが、幅 260 mm のカプトンフィルムを買って全面を覆ってみたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿