2006年9月28日

FinePix F30 購入

タカアシガニ(Macrocheira kaempferi)。子供曰く「ヤンヤン(カエルの意)」とのこと。須磨海浜水族園にて

 新しいデジカメを購入。富士フィルムの "FinePix F30"。F31fdなる後継機種が発表されたので3万円ぐらいに値段が落ち着いてきた。もうちょっと待ったら、少し安くなるかもしれないが、使わなければ意味がない。
 追加購入しないといけないのは、xDカードと予備電池。それにどれぐらい予算を割くか、悩ましいところだ。

Fujifilm Finepix F30

2006年9月27日

不思議なマミジロハエトリの行動

マミジロハエトリ(Evarcha albaria)のメス。
マミジロハエトリ(Evarcha albaria)のメス。
マミジロハエトリ(Evarcha albaria)のメス。

 マミジロハエトリがクモの巣を張っていた、訳ではないとは思うのだが、何故か網の真ん中に陣取って、まるで産卵後に卵を守っているかのようだった。でも、ハエトリグモが網状の網を張ることはないから、所有者を食べてしまったのか、たまたま引っかかってしまったのか?
 写真を撮ろうとカメラを近づけていると、中心から脱出を試みて網を渡るのだが、これが随分とヘタクソだ。ともかくは絡まずに外縁にまで出てきたのでアップを狙っていると、トンと小さな衝撃とともにカメラにハエトリグモが飛び移ってきました。

 その後、左手に移ってもらってから、しばらく彼女を相手にモデル撮影することができました。ありがとうと、草地に帰そうとしたのですが、なかなか草に飛び移ってくれず少々困ってしまいました(でも、ちょっと嬉しい)。

Jumping! spider 以前にこんなエッジの立った写真を投稿したら、"so crisp" と表現されました。なかなかニュアンスが分かりやすい表現で、面白いなぁと関心。英語も勉強しなおさなくちゃなぁ。

2006年9月24日

Tiffin Special Curry of the Month; Pork with cartilage curry & Naan

TIFFIN(ティフィン:インド料理)の月一スペシャルカレー。2006年9月は、「豚の軟骨カレーとナン」 1500円。軟骨の周りに付いた肉をかじり取ると旨いです。インドでは軟骨も一緒に食べるんだそうです。

 新長田のTiffinの9月のスペシャルカレーは、「豚の軟骨カレーとナン」でした。主にリブを使っていたようですが、骨に付いた肉を歯でこそぎながら食べるのがなかなか旨かったです。ナイフを使ってもフォークを使っても上手く食べられませんので、手で掴んで食べるのがお勧めですね。ご主人よると昔のインドでは軟骨ごと食べてたんだそうです。お蔭で昔の人は歯がとっても強かったんだとか。

 あと、いろいろお話したんですが、一つはインド料理のファーストフードが出来ないかなという話。これは僕自身も思うところがありまして、ルーも作り置きができる訳ですし、インドのスナックも沢山あるので結構いい線行くんじゃないかなと思う。通りにスパイスの香りが漂えば絶対に惹き付けられますからね。ネックはロケーションと場所代なんだとか。
 六甲道にある「wife is boss ....」という店ではチャパティをあらかじめ焼いておいて1枚100円でカレーをラッピングして食べることが出来るので、これを屋台風にすれば食べ歩きが出来ていいんじゃないだろうかと思う。
台湾とインドの弁当&惣菜屋さん「wife is boss」の店内。3席ほどテーブルがあります。

 あと、三宮にあるチャルテチャルテは、六甲道に姉妹店が出来たそうです(2006.8.20オープン)。ネパール人のシェフを迎えて、インド料理とネパール料理の2枚看板だそうで、インド料理ではビリヤニ、ネパール料理ではモモがお勧めなんだとか。(参考:All About【レシピ】 ネパール料理:モモ(ネパール版蒸し餃子)
 特に、ビリヤニに関しては神戸で一番旨いという話ですので是非食べに行きたいところです。

 で、ネパール人シェフの話。インド料理屋さんで働いているネパールの人というのが結構多いらしくて、これが凡そ旨い店だというのが分かりなかなか興味をそそられました(セファリのような例外もあるけど)。
 まず生田神社西側の「サプナ」(マトンカレーがとても旨い。)。ここは店の入口にネパールの国旗が掲げられてます。頼めばネパール料理のコースも作ってくれるそうです。
サプナ(Sapna インド料理)の店の入口

 あと、まだ行けていないのだけど、摂津本山の「ゴータム」。ここは以前は別の名前でインド料理屋をしていたらしいのですが、ネパール人シェフに代わってから地元で大人気の店になりました。一度食べに行きたいのだけど、通勤と逆方向なのでなかなか行く機会がない。
摂津本山のインド料理屋さん「ゴータム GOUTAM」。残念ながら昼の営業時間は14:30までで食べられませんでした。

 チャルテチャルテの六甲道店もネパール人シェフで旨いという話なので期待できますね。まぁシェフがどこの出身かを知るのは難しいですが。

 あと面白かった話が、三宮に戻ってきたゲイロード。明治安田生命のビルに入居するという噂を聞いていたのですが、以前にセファリが入居していた神戸市立博物館前のKDDIビルの地下に出店とのことです。ランチはちょっと高めで、味については言及されませんでした。昔のゲイロードは神戸で一番旨かったと言われていましたので、その頃に食べてみたかったものです。

 などと書いているとサプナのマトンカレーをまた食いたくなってきた。次三宮に出たら食ってこよう。
サプナ(Sapna インド料理)のマトンカレー。絶品です。

2006年9月23日

日本サムスン、実売16万円前後のAdobe RGB対応液晶ディスプレイ

小さなカメムシ。このくらい小さな世界がこんなに大きく見えるなんて,マクロ撮影は本当に面白い。

 デジカメWatchで魅力的な製品が紹介されていた。従来の液晶モニタに比べて色空間が広く、バックライトに発光ダイオードを使っているのが特徴。

日本サムスン、実売16万円前後のAdobe RGB対応液晶ディスプレイ: 同社デジタルプロダクツ事業部 DMA営業チームの宮田隆次長は、「バックライトにLEDを使用することで、一般的な冷陰極管のものより色域が約40%広がった。」と述べ、それによってAdobe RGBに対応することができたとした。またLEDについて、10万時間以上を実現するという寿命や、水銀、ハロゲンなどを含まないなどのメリットを述べた。

 パソコンの演算機能が飽和状態に達したので今後の技術革新はヒューマンインターフェイスの向上に向かうんだろうなぁと思います。特にディスプレイ関係は表示装置の機能向上がまだまだ進む分野ではないかと思います。

2006年9月21日

オリンパス SP-510UZに失望

アオモンイトトンボ (Ischnura senegalensis)

 ISO4000で撮影可能だという謳い文句の、オリンパス SP-510UZ を水族館専用マシンとして購入を計画していたのですが、実機を触ってみると、どうも期待していたものではないようなので、購入リストから外すことにしました。まぁ独り言のメモです。

 ネガティブな要因は、主に2つ。
  • ISO4000での画像がとても汚い
  • 全般的にノイズが多くシャープさに欠ける

 510UZは、CCDが1/2.5型とかなり小さなサイズであり、受光量そのものが極小だから本来綺麗な画が撮れる機械ではなかったんだなぁ。参考:デジタルカメラの撮像素子(CCD、CMOS)サイズ比較

 そういう視点で他のISO3200で撮影できる機種を見ていくと、FinePix F30は、1/1.7型(ハニカム構造)で630万画素、PowerShot G7は、1/1.8型で、1000万画素(ISO3200では200万画素)ということなので、一番受光量があり、画像の再現性に優れるのはFinePix F30ということになる。

 ということで、FinePix F30にターゲットを変更しよう。ちなみに、デジカメWatchに「【インタビュー】ISO3200を超える高感度にも挑戦したい(2006/03/02)」という記事があり、画素数をあえて抑えたという話を聞いてちょっと贔屓になりました。素晴らしいことです。

 あと、GR Digital も触ってきたがこれもいい、欲しいと思わせますし、ノイズの乗らない画も凄い。GX8の調子も悪くなってきたので、買い替えが必要になれば迷わず購入だ。実売で6万円代まで下がってきたが、もう一息安くなってくれれば購入可能圏内だ(ただし食費を削らないと)。

2006年9月14日

夜景とカメラ(物欲)

ジミー大西の絵で飾られた液化天然ガスのコンテナ船

 先日、ディナークルーズ船で夜の神戸港めぐりをした。もちろんカメラは手放さないのだが、流石に夜の海上は暗かった。ISO400まで感度を上げて撮っては見たものの、粒子が粗く雑なものになってしまう。

 仕方がないかと自分を納得させようと思ったのですが、造船所のドライドックに潜水艦が入っているのを見て納得できなくなった。肉眼でははっきり見えているのに、写真に撮れないのは悔しい。高感度ISOのカメラは必需品だと実感し、絶対買おうと心に決めたのでした。
神戸港めぐりのディナークルーズ船「コンチェルト」から見えた潜水艦

2006年9月11日

スズミグモ (Cyrtophora moluccensis)

ヒグラシを捕らえたスズミグモ (Cyrtophora moluccensis)。

 職場に大きな大きな立体的な蜘蛛の巣が張られていました。ずーっと気を付けて見ていたのですが、最近姿を消してしまいました。巣が回収された様子もなく、近くに転居したようにも見えないので、どうもベッコウバチあたりに狩られてしまったようです。

 長い間、種名が分からなかったのですが、ようやく確認できました。名前は、「スズミグモ (Cyrtophora moluccensis) ref.Wikipedia」。

 もともとは南方系の蜘蛛で、1970年代には関西でしか見られなかった種だそうです。それが現在では関東地方にも出現していて温暖化の影響ではないかと言われているそうです。

 一抱えもありそうな、大きな網(巣)は実は造りがとても繊細で、よくもこんな細かい目を作るなと感心します。

 また会える日が来るといいな。

2006年9月10日

ミミズク (Ledra auditura) の幼虫

ミミズク (Ledra auditura) の幼虫。とても平べったい姿です。一度見たいと思っていたので嬉しい。

 ウンカやヨコバイ(「ヨコバエ」で検索される人もいますが、横這いです。)の仲間に、ミミズクというのがいます。成虫に鳥のミミズクの羽角のような突起があることに由来しているのですが、面白いのが上の幼虫。真横から見るとなんとも薄っぺらい姿に驚きます。

 「海野和男のデジタル昆虫記 - 環境goo」で姿を見てから興味を持っていたのですが、見たいからといって直ぐに見られないのが虫の世界。しかし、気を付けていると気が付くものです。

 今日は休日出勤だったのですが、施設内を歩いていると目線の下の方にササと動くものを感知しました。しゃがんで見てみると、これがミミズクの幼虫でした。

 実物を目にすると、やはりその薄さに驚きます。こんなに薄い体で植物に張り付いてしまうと陰さえなくなり、まったく気が付かないのではないかと思います。

ミミズク (Ledra auditura) の幼虫
ミミズク (Ledra auditura) の幼虫

 んー、やはり昆虫の世界は面白い。

2006年9月7日

カレー いっとっ亭

「カレー いっとっ亭」のビーフカレー 650円。普段はインドのカレーにしか興味はないのだが旨いと評判なので行ってみた。手放しで旨いとは思わないし、もう少し味に深みが欲しいかな。

 皆が旨いというカレー屋さんです。神戸三宮のセンタープラザの地下にある「いっとっ亭」。皆が旨いといっていた「サヴォイ」から独立した人がやっているそうだ。

 手放しで旨いと思わなかった、申し訳ない。個人的にはインドカレーの方が味が複雑で好きだということを再確認してしまいました。

2006年9月6日

東京タワーの特別展望台でも虫

地上250mの東京タワーの特別展望台で一休みするクロヤマアリのオス。
地上250mの東京タワーの特別展望台で一休みする蝿

 アザミウマに続いて虫が風を利用して移動する話。7月の終わりに東京に行き、お上りさんよろしく東京タワーの特別展望台(地上250m)に行ってきました。

 風で運ばれてきた虫がいないかなぁと探していたところ、ハエとクロヤマアリの雄を窓の外に見付けることができました。背景も写るようにして高い感じを出してみました。

 風を利用して移動している虫たちの行動範囲を調べると結構面白いかもしれません。

東京タワー

2006年9月5日

アザミウマ

カキクダアザミウマ(Ponticulothrips diospyrosi) ?

 以前に天敵Wikiにアザミウマ(ref.Wikipedia)が紹介されていたので気になっていたのだが、ふと思い出して写真を見直してみるとアザミウマがいました。よく似た大きさのハネカクシと勘違いしていたようです。アザミウマは首が長いのが特徴なので今後は見間違うこともないだろう。

 アザミウマは5000種程いるらしいので本当はそこら中にうじゃうじゃしているのかもしれません。板状の羽根を広げ、風にのって移動するらしいのですが、結構な広範囲に行けるのではないだろうか。意外に行動派なのかもしれません。

疲れた...

カサゴの一種。須磨海浜水族園にて

 少し前に帰ってきて風呂に入って一息付いたらもう1時前だ。8月からずーっとこのペースが続いているのでそろそろ嫌になってきた。

 仕事にもロードバランサーが必要。人間がその機能を発揮するとマネージャーと呼ばれるが、「管理職=マネージャー」ではないところがなんとも悲しいところだ。

 水族園にでも行ってひょうきんな魚達を眺めてノンビリと過ごしたい。

2006年9月3日

バイク乗りたい

万場スキー場で行われたオフロードの耐久レースにて。丁度SSERというラリーで開眼したので異様に速かった。

大雪山層雲峡にて 最近バイクに乗りたいなぁと思うことが多くなりました。20代の頃はバイクに嵌まっていて(あの頃は非常に多くの人が嵌まってましたねぇ)、GPZ900R(Ninja)を買っていろんなところを走り回ったり、オフロードバイクを買って、オフロードレースに出たりしていました。あまり闘争心が湧いてこない性分なのでレースで好成績を上げることはありませんでしたが。

 上の写真は万場スキー場で行われた3時間の耐久レースの時のものですが、この時はとても調子がよく、走っていて抜かれたのはXR600に直線で抜かれた位。競技用車両にはメーターを付かないので速度はよくわかりませんが、林道でも平均60km/h以上で走るんでレースの直線では100km/hオーバーで走っていたんだろうなぁ。

 あの頃はバイクを乗らないことなど考えられませんでしたが、手首を傷めたり、地震があったり、結婚したりで、結果は Ninja も二束三文で手放し、レース用に逆輸入で買ったXR400Rは結局ナンバーも取らず、レースにも出ず、これまた二束三文で手放して、今は何も無し。

 そうこうしているうちに、綺麗なオフロードというか、オフロードバイクをオンロードでぶん回すというモタードというなかなか面白い遊びがフランスからやって来て、結構興味があるのだ。高剛性のフレームとアクセルのつきのいいエンジン、グリップのいいタイヤとの組合せ。面白そうだなぁと最近ちょっとバイクを欲しくなってます。
 バイクの刺激的な部分もいい欲しいのですが、ちょっと遠出してみようかなとか、気軽に乗るだけでも日頃のストレスが少しは収まりそうな気がします。

 車にしてもバイクにしても国産ってあんまり興味が無いんで、今買うならKTMのモタードモデルがいいなぁ。多分買えないとは思いますがたまにはムラムラと物欲を刺激しておかないと興味が消えちゃいそうなので逆にヤバいと思う。

朝4時に小樽港について直ぐに稚内に向けて出発。少し冷え込んで地表近くに霧が出ています。

2006年9月2日

神戸空港の屋上

神戸空港の屋上のフェンス。フェンスの一部を切って覗き窓を作ってありました。以前は無かったと思います。屋上には椅子など休憩できる施設が一切無く体調の悪い妻は困ってました。

 昨日、神戸空港に行ってみました。久しぶりに行ってみて思ったのは屋上がなんとも居辛い場所であるということでした。

 改めて屋上を見回してみると、座れる場所というのが一切ありません。椅子・ベンチといった設備が全く無い。休憩所にさえ何も置いていないという徹底ぶり。昨日は陽射しも強く妻の体調も少し悪かったので正直これには参った。飲食禁止はゴミが外に飛び出すことを考えると仕方がないと思うが、ゆっくりさせてもらえないというのは残念だ。

 あと、前からそうだがフェンスが黒いというがいただけない。なぜこんなに視界の悪いフェンスにするのか理解に苦しむ。たぶん文句も多いのだろう。折衷案が上の穴空きフェンスだ。どうせなら小学生以下の子供にも覗き窓を作ってあげて欲しい。

 空港は子供にとってはとても魅力的な場所で何時間いても飽きないだろう。飛行機の他に働く車がとてもたくさんあるからだ。関西国際空港のようにとはいわないが、空港の展望場所はゆっくりと過ごせる空間にしてもらいたい。

相変わらず見学が人気の神戸空港。空港も狭いし、屋上の展望も悪いのに結構人が来るもんだと関心。しかし屋上は飲食禁止でベンチさえ無く、オマケに黒いフェンスで視界が悪くあまりいい場所では無い。