2007年9月26日

PhotoRec の効果的な使い方

カクレクマノミ Amphiprion ocellaris (Cuvier, 1830)<br />動物界(Animalia)  脊索動物門(Chordata)  硬骨魚綱(Osteichthyes)  スズキ目(Perciformes)  スズメダイ科(Pomacentridae)  Amphiprion属(Amphiprion)

 先日より PhotoRec を使って写真の復活を試みているが、元あったファイルの10分の1程度の3900枚しか復活されなかった(100時間以上掛かったのに)。どうやら原因は一緒に mpg や mov などの動画も検索するようにしていたことのようだ。多分、サイズの大きなファイルを優先的に復活させようとするために、一旦削除された mpg に上書きした jpeg を無視するようになっているのだと思う。

 改めて、jpg だけを対象に走査をかけると、23時間で 3491枚が復元されている。

PhotoRec 6.8, Data Recovery Utility, August 2007
Christophe GRENIER
http://www.cgsecurity.org

Disk /dev/sdb - 250 GB / 232 GiB (RO)
Partition Start End Size in sectors
D empty 0 0 1 30400 254 63 488392065 [Whole disk]


Pass 1 - Reading sector 235039093/488392065, 3491 files found
Elapsed time 23h51m54s - Estimated time for achievement 25h43m28
jpg: 3491 recovered


 PhotoRecでファイルをできる限り多く復活するためには、ファイルの種類を1つに限定して作業するのが良いようだ。もちろん時間は復活させたいファイル数に比例して長くなる訳だが、無くなったものが魔法のように復活するのであるから、気軽に時間を掛けても損はない。

 そうそう頻繁に世話になるソフトウェアではないが、もしもの時のためにどうすればいいか、ずーっと考えている人が居るというのが面白い。

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