2018年5月31日
執務空間の明るさに気を遣って欲しい。
職場でちょうど天井照明の谷間に位置している端末があり、しかも近い方の照明がモニターで影を作っていてとても暗く感じる。不思議な事に比べて不便と感じている人は他にいないので自分の目がおかしいのかと不安を感じていた。新しく作った眼鏡もブルーライトカットは外している。
執務空間の明るさについては JIS で基準が定められている。6.3 照明環境の設計規準(AIJES-L0002-2016)によるとVDT作業を含む事務作業は 500 lux 必要とされてる。が、スマートフォンの照度計によると 120 lux 以下。基準で言うと廊下の環境だ。
自分がそういう事に知識があるから暗く感じるのか、みんなが我慢しているのか分からないが目はわるくなってしまったらもう元には戻せないので自分を犠牲にするような働き方をしないようにして欲しい。
照度のJIS規格というのは新築時には設備設計で確保してくれるのだけど運用後も気を遣わなければならないことを認識して欲しい。
子供の頃のバズワード Buzz words in my childhood
今朝起きたら頭の中で「狭い日本そんなに急いでどこに行く」というフレーズが浮かんできた。同時に「アホが見〜る豚のけ〜つ」とかも。
今で言うところのバズワード。低学年の頃は家にテレビが無かったので何で流行っていたのか分からないんだけど色々あったなぁ。🙏✌️👌😲
2018年5月30日
ミラーレス一眼レフカメラと老眼の不幸な関係
何年か前にソニーのα7Sというミラーレス一眼レフカメラを購入した。低照度に強いカメラで少々暗くても撮影できることから水族館での撮影用に選んだものだ。シャッターボタンが軍艦部に付いているとかすぐに後発のカメラに性能が追いつかれてしまったとか少し残念なカメラだといっても今となっては間違いじゃない。
最近このカメラを使っていないのだが理由はふたつある。
一つは絞り優先で撮った時のISO感度とシャッタースピードの関係がどうもしっくりこないこと。流石に水槽の前でマニュアル撮影を試行錯誤できないので。
二つ目はピントを合わせるためにメガネを外す必要があり非常に煩わしいということ。何故こうなるかというと、ミラーレスのファインダーはカメラ内部に設置された小さなモニターでそれにピントを合わせないと見えない。老眼になって調整力が弱くなると自力で遠近を調節できないので元々近視の場合は遠方に合わせた眼鏡では近くが見えずファインダー内がよく分からなくて、かといってメガネを外すと被写体が見えなくなってしまう。このため眼鏡を付けたり外したりするのが非常に煩わしいことになる。
その点レンズを通してファインダーを覗いている一眼レフカメラの場合は光学的な調整でファインダー内の映像を確認することができるので眼鏡をかけたままで不自由はない。
自分はマクロレンズを常用していてどうしてもヘリコイドを回してピントを自分で合わせたいという考え(せめてピント位は自己責任にしたい)でずーっとマニュアルフォーカスにこだわってきたのだが、ミラーレスとの相性は良くなかったので再考が必要だ。
昔のオリンパス E-3を修理するか、オートフォーカス移行するか。
樺太シシャモじゃないシシャモ
普通のスーパーで店頭に並べられているシシャモはカラフトシシャモという種(Mallotus villosus Müller, 1776)。上の本シシャモというのは日本固有種(Spirinchus lanceolatus
(Hikita, 1913))で特定の地域にしか生息していないので値段はざっと10倍程度にもなっている。
勝手なイメージでかつてのニシンのように沢山の漁獲量があった魚だと思っていたがそもそも川を遡上して産卵する小さな魚なのでその川周辺でしか捕れないような限定種だったのだ。(北海道の太平洋沿岸の一部(鵡川から釧路まで)でしか獲れない。)
そう考えると(本)シシャモのような偽物的な扱いと考えがちな樺太シシャモは、別の美味しい、しかも財布に優しい魚と考えた方が良いのだなと思う。
2018年5月29日
よろしいおあがり を、よろしいおあがりなさい、よろしいおあがりでした という違和感
京都あたりの風習らしいのだが「いただきます、ごちそうさま」に対してご飯を作った者が「よろしいおあがり」を返すという文化があるそうな。
随分前にそれを言う人がいてへぇ〜と思っていたのだが、ここ何年か前から義母がどこかで話として仕入れてきたらしくて食後に「よろしいおあがりなさい」と言い始めて違和感に苛まれている。
理屈っぽいのだが、そもそも「いただきます、ごちそうさま」って山の神に対する言葉とされていてご飯を作ってくれた人に対して云っている訳ではないのだ。だからご飯を作った人もいただきますと言う訳。儀礼なのである。
それに対して「よろしいおあがり」というのは「よく食べられましたね」という意味で第三者的に「よろしいおあがりで」と言ってる訳だが「よろしいおあがりなさい」なんて言っちゃうと完全に主観的の世界になっちゃって世界観とズレちゃってると思うのだ。そもそも「おあがり」と「なさい」を繋げるのは日本語的に変だ。
そういうことが通じない(昔から言ってると主張するし)相手なので直接的には言わないけど、まぁムズムズしている訳だ。
こういう自然との対峙から生まれてきて根付いた文化が日本人の精神性につながっていて独特の文化となっているのだが、それが具体的にイメージできる対象としていつまで続くんだろうかとちょっと心配になる。
ニガウリだらけカレーは誰も羨ましがらない。あとニガウリとカロンジの相性が良かった。
状態のいいニガウリの見切り品が売られていたので三本買って弁当用のカレーにした。職場でその話をしたらみんなの反応の悪いこと悪いこと。ニガウリは食べない、苦手のオンパレードで一人を除いて好きって人はいなかった。好きという人も薄く切って水に晒すという。
「美味しいのに」というのは不毛な発言なので言わないんだけど、まぁちょっと残念。ちなみにインドだとワタも種も取らないそうだ。
今回はスタータースパイスとしてマスタード、メーティー、カロンジを風味付けに使ったんだけどカロンジがいい感じに影響していて面白いなぁと感じた。
カロンジというのはキンポウゲ科の植物の種で小さなアサガオの種のように艶消しの黒で櫛形をしていて削りたての鉛筆のような匂いがするちょっとマイナースパイス。辛味や単体の旨味とかは無いんだけど独特の風味が面白い。ナス料理のようなぽってりとした野菜や魚料理と相性がいい。
火の通し方に癖があって浅く火が入っても大して旨味に繋がらない。メーティーあたりと一緒に時間をかけて油の中で火を加えるのが良いように思う。
あとニガウリなのに苦くないので拍子抜けだった。最近は棘の抜かれた野菜が多いのは残念だ。
2018年5月28日
格好いいヒビ割れ
日曜日に子供の小学校の授業参観に行ったのだがトイレの壁の塗装に細かいヒビが入っていてめっちゃ格好良かった。広い面ではヒビの大きさが揃っているのだが狭い面では大きさにグラデーションが掛かっている。
幼少の頃に見た乾いた水溜りを思い出す。乾くのが遅い部分がヒビが大きくなっていた。同じ原理だ。
見る分には面白いけどこれは施工として良いのだろうか?
ふと、神姫バスの有料手回り品料金表が目に入ったのでどれぐらいの大きさか計算してみた。27リットル以上は子供料金が必要。
表が見にくいけど容量に関する規定は以下のようになる。
- 0.027立方メートルまでは無料
- 0.25立方メートル以上は持ち込み不可
- 0.027〜0.25立方メートルは子供料金が必要
0.027立方メートルがどれ位の大きさかというと、0.3m x 0.3m x 0.3m の立方体程度。別の表現をすると27リットルだ。つまり30リットルのバックパックにパンパンにしているような場合は子供料金を払わなければならない。
0.25立方メートルがどれ位の大きさかというと、0.25^(1/3)で立方体の一辺の長さを求めることができる。一辺0.63m以上の立方体はNG。50cm x 50cm x 1m で考えると該当する楽器もありそうだ。ちなみに1m以上の長さがあれば子供料金が必要。
高校生に大人気のノースフェイスのボックスバックパックて30リットルあるし野球部のダッフルバックも結構デカイから本当は子供料金も貰わないといけないんだけどまぁ無理でしょうね。
世の情勢を考えて30リットルに運賃を取らないのであれば無料範囲を拡大する約款の改定を行うべきだと思いますけどね。
2018年5月25日
ベテランの視点、所作を可視化する作業に取り組む
非効率な業務は家内製手工業に似ている
2年連続で新任者に業務を教える担当になった。教えるのは嫌いではないので苦痛ではないのだが、教えるという事に関して色々と考えることになる。今の業務は電算システムがOAと呼ばれていた頃に構築され、使い勝手にパラダイムシフトもなく現在に至るというレガシーを通り越してエインシェント(ancient)なものだ。石ですり潰していたものを薬研を使うようになったみたいな。
業務を教えるというのがなかなか厄介で、名ばかりシステムを使う為には 使用者側が どう使うという判断を条件分岐しなければならない。なので新しい条件が出てきた時に使い方を解説しなければならないのだ。
こういう判断基準になる部分というのは日常に埋もれて記録されにくいし、覚えたらおしまいなのでなかなか文書化されにくい部分だ。覚えた後は繰り返し繰り返し同じ事をし、そのなかで出てくる例外を糧に経験値と適応力を上げていく感じ。
この方式の欠点はいくつか(いくつも)あるのだが、主なものは
- 経験しなかった事は初任者と変わらない。
- 効率化が個人的努力目標になりがち。
- 個人間に能力や理解のバラツキが生じる。
こういう問題は今の業務特有のものではなく、家内製手工業的な分野では普遍的な課題だ。これを解決するためのアプローチの研究は色々あるがよく言われるのが、
- 見える化
- 標準化
辺りだろう。今回はシステムによる効率化は期待できないので人力部分の改善を試みることにする。
それは単に経験があるから感じるというものではなく、値を再現するように自然に順を追って値を追いかけていっているから気が付きやすい。初任者が見落としやすいというのは相関性を確認できるような見方を知らない、確立するのに十分な経験が不足しているからだ。
ベテランは何を見ているのか(=初任者は何を見落とすのか)
ベテランと初任者の大きな違いというのはイレギュラーに気が付くかどうかという点だと思う。イレギュラーに気が付くというのは内容の相関性に違和感を感じるという事。複数の値がある時にその中の一部の数字に何か不整合が生じている可能性を発見できる能力というのは内容を見ながら値間の相関性を頭の中で計りそれがズレた場合に違和感となって発露する。それは単に経験があるから感じるというものではなく、値を再現するように自然に順を追って値を追いかけていっているから気が付きやすい。初任者が見落としやすいというのは相関性を確認できるような見方を知らない、確立するのに十分な経験が不足しているからだ。
2018年5月23日
防腐剤の入っていないドライアイ用点眼薬
1996年以来パソコンを使い続けているのだが、ここ何年かひどいドライアイに悩まされている。スマートフォンを持ったお陰で一気にしんどくなった。
ドライアイで眼科に行くと最初に忠告されるのが市販薬には防腐剤が多く入っているので使うべきではないということ。清涼感を得られてもドライアイが進行する可能性があると言われる。
一般的にドライアイで処方されるのはヒアレインというヒアルロン酸という美肌とかで名前を聞く高分子有機化合物を含有した点眼薬。まとわりつく人工の涙で角膜にルチン層を保護する訳だ。
ヒアレインは処方薬だから病院で受診して処方を書いてもらわないと入手できない。だがこの病院に行くというのがまま面倒くさいのだ。時間のこともあるけど何故か高飛車な看護師の対応にげんなりしたりして。そもそもヒアレインは処置薬であって治療薬じゃないのでドライアイが治癒する訳でもないのだ。
で、眼科に行くのが面倒くさいなぁ、目薬だけ欲しいなぁと思ってアマゾンを眺めていて見つけたのが防腐剤無添加にドライアイ用点眼薬。防腐剤が入ってないので開封後1週間で使い切ってというもの。4ml✕5本で同種のものと比較するとちょっと量が多いのが選択の決め手。
個人的にはちょっとホッとすることができた。
2018年5月11日
20数年前の汎用システムがモダン化できないという話に落胆
いま職場で使っている業務用のシステムが30年近く前に作られたCOBOLかPascalベースの汎用システム。機械に合わせて人間が動かないといけないという苦行システムだ。画面は情報の提示しかせずチェック作業は紙、画面内にリンクは無く作業の切り替えはメニューに戻って階層の移動をしなければならない。
後輩が研修に行った際にシステムが複雑すぎて新しいシステムに移行ができないんですと言い訳していたという話を聞いた。現時点でこんな話をしているということはあと5年はモダン化しないということだ。金がないという言い訳は予算を取る努力をしてないということだ。
このシステムの問題点は我々の組織とは違う部門が保守しているという点だ。結局他人事で苦しみを共有する事ができないので我々が困るという話がシステムに対する文句にしか聞こえないだろう。だから保守的に頑なになるのではなかろうか。
本来コンピューターというのは生産性を上げるためのもので単に計算を代行するためにだけあるものではないのだ。仕事の内容が複雑化しているのにそれに対応せずに人間側の苦労で帳尻を合わせないといけないというのは腹立たしいし、コンピューターの真価が発揮されず悲しい。
あと、複雑すぎてというのは本当なのだろうか。確かに条件が年度によって変わったりする複雑性はある。でもデータがプールされ、例外処理さえ明確に条件が決まっているものは複雑ではない。条件分岐が多いだけでそれを人間が理解するのが複雑で面倒だと思っているだけだ。
あと、複雑すぎてというのは本当なのだろうか。確かに条件が年度によって変わったりする複雑性はある。でもデータがプールされ、例外処理さえ明確に条件が決まっているものは複雑ではない。条件分岐が多いだけでそれを人間が理解するのが複雑で面倒だと思っているだけだ。
2018年5月10日
スマートフォンのカメラアプリはメーカー独自の実装にならざるを得ず、実装が大変なんだと。according to rebuild.fm
rebuild.fm #206を聞いていると面白い話題があった。
現在、Google のカメラアプリチームに属している森田さん曰く、「カメラアプリの実装は昔のGPUのようにスペックが多様すぎる為に汎用のものとして作ることができない。このため各メーカーが独自に開発しているのだが結構苦労しているようだ。」
これは目からウロコの話で心の中で「なるほど〜」と唸った。確かにSoCでほとんど性能が決まってしまう訳だからハードウェアとしての後付はカメラモジュール位しかない。そこで性能を出して他社と差を付けようと思うとゴリゴリ開発ってことになる。ソニーが Xperia 用のカメラアプリをオープンソース化してくれたら皆助かるであろうに。
今後、カメラはスマートフォンのキーファクターになるのは避けられないんでなるべく高性能化していく環境が整ってくれたら嬉しい。
指導・助言とな?
3月に仕事の評価レビューがあったのだ。このレビューは導入3年目ぐらいで、まぁいい加減な精度で適当に流して皆で偏差値50を目指そうって感じで運用されている。
僕はそういう系にはなりたくなく明確な目標も設定してそれをクリアする為に工夫と勉強をしているのだ。
組織的な目標は、情報の共有と知識の継承、若手の育成。僕が個人として取り組んでいるのがWikiを使った知識の蓄積。もう丸3年以上取り組んでいる訳で、当然業務目標の一つとして文書で提出して、日々の記録とともに事例やノウハウの蓄積を継続している。自分で言うのもなんだが相当な量の情報とノウハウが詰まっている。
で、3月のレビューではこう言われた。「評価はB/A。個人の能力と業務内容が合っていないとは思っている。指導・助言としては引き続き頑張って欲しい。」この時点でひとつ確信した事が「この人は僕が何をしているか現認してないんだろう」ということ。そういう環境で頑張る無力感に対して無関心なんだろうなぁと悲しくなってしまう。
で、昨日の出来事。
その評価者から Wiki の見方を教えて欲しいと呼ばれた。やっぱりね。
指導・助言された筈のことを初めて見ると言うんだから呑気なものというか、まぁ何を評価したんですかね?って話。ことわざで云うところの「馬脚を表す」って奴ですな。
2018年5月9日
久し振りに日本酒を飲んだ。ふなぐち菊水一番しぼり
最近は努めて酒を飲まないようにしているんだけど、たまたま旨い日本酒として紹介されていた「ふなぐち菊水」というのを興味半分飲んでみた。知らなかったんだけどアルコール度数が19%もある。甘味が強いけどアルコールがビシッと効いてちょっと尖った感じになる。あまり冷やさずに飲んで旨かったんだけど、冷やすともっと旨いらしい。
飲みすぎるのは怖いんでもう飲まないと思うけど、次はキンキンに冷やして飲む。
2018年5月8日
「ごぼ天」が「ごぼう巻き」に変わるのは時間の問題かも。
どの範囲の関西かよくわからないけど僕の育った播磨地域だとゴボウが入った円筒の練り物は「ごぼ天(ゴボウ天)」だった。
何年か前に、Twitter で好きなおでんの具の話題が出た時にごぼ天が全国区の言葉ではないことが分かって驚いたものだ。
先日、スーパーに行くと「ごぼう巻き」が売られていた。しかも神戸のカネテツが、まる天と並べて陳列。
こうやって言葉が消えていくんだなぁとシミジミ。
ごぼ天の天って、まる天と一緒でちょっと甘味を含んだ旨味を連想させる言葉なので「ゴボテン」っていい語感だと思うんだけどなぁ。
ラーメンの旨さがよくわからない。
ラーメンの何が美味しいのかわからないじゃなくて、ラーメンの美味しさの差を認識するのが苦手らしい。
例えば、一部で大絶賛の一蘭。全体として美味しいんだけど、僕自身は何が美味しいと特定することができないし、他のラーメンと好き嫌い以外で差を付けることができない。ちなみにもっと好みの風味は別にあるし、一蘭に対するリピート欲求はかなり弱い。
味覚というのは極めて個人的感覚なんだなぁと再認識する。
Smartphone photo shooting problems
花をいろいろ撮ってみた。最近は無精しまくりで一眼のカメラを使わなくなってしまった。スマートフォンのカメラは気軽に撮れて直ぐにクラウドに保管してくれてとても便利なので今はメインで使っている。カメラとしての不満はグリップが良くないことだ。
以前はグリップそのものが不便だったがいまはこれに加えて際際まで広がったディスプレイに手の一部が触れてしまいシャッターが切れないという問題が追加された。
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