2018年5月30日
ミラーレス一眼レフカメラと老眼の不幸な関係
何年か前にソニーのα7Sというミラーレス一眼レフカメラを購入した。低照度に強いカメラで少々暗くても撮影できることから水族館での撮影用に選んだものだ。シャッターボタンが軍艦部に付いているとかすぐに後発のカメラに性能が追いつかれてしまったとか少し残念なカメラだといっても今となっては間違いじゃない。
最近このカメラを使っていないのだが理由はふたつある。
一つは絞り優先で撮った時のISO感度とシャッタースピードの関係がどうもしっくりこないこと。流石に水槽の前でマニュアル撮影を試行錯誤できないので。
二つ目はピントを合わせるためにメガネを外す必要があり非常に煩わしいということ。何故こうなるかというと、ミラーレスのファインダーはカメラ内部に設置された小さなモニターでそれにピントを合わせないと見えない。老眼になって調整力が弱くなると自力で遠近を調節できないので元々近視の場合は遠方に合わせた眼鏡では近くが見えずファインダー内がよく分からなくて、かといってメガネを外すと被写体が見えなくなってしまう。このため眼鏡を付けたり外したりするのが非常に煩わしいことになる。
その点レンズを通してファインダーを覗いている一眼レフカメラの場合は光学的な調整でファインダー内の映像を確認することができるので眼鏡をかけたままで不自由はない。
自分はマクロレンズを常用していてどうしてもヘリコイドを回してピントを自分で合わせたいという考え(せめてピント位は自己責任にしたい)でずーっとマニュアルフォーカスにこだわってきたのだが、ミラーレスとの相性は良くなかったので再考が必要だ。
昔のオリンパス E-3を修理するか、オートフォーカス移行するか。
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