2018年5月29日
ニガウリだらけカレーは誰も羨ましがらない。あとニガウリとカロンジの相性が良かった。
状態のいいニガウリの見切り品が売られていたので三本買って弁当用のカレーにした。職場でその話をしたらみんなの反応の悪いこと悪いこと。ニガウリは食べない、苦手のオンパレードで一人を除いて好きって人はいなかった。好きという人も薄く切って水に晒すという。
「美味しいのに」というのは不毛な発言なので言わないんだけど、まぁちょっと残念。ちなみにインドだとワタも種も取らないそうだ。
今回はスタータースパイスとしてマスタード、メーティー、カロンジを風味付けに使ったんだけどカロンジがいい感じに影響していて面白いなぁと感じた。
カロンジというのはキンポウゲ科の植物の種で小さなアサガオの種のように艶消しの黒で櫛形をしていて削りたての鉛筆のような匂いがするちょっとマイナースパイス。辛味や単体の旨味とかは無いんだけど独特の風味が面白い。ナス料理のようなぽってりとした野菜や魚料理と相性がいい。
火の通し方に癖があって浅く火が入っても大して旨味に繋がらない。メーティーあたりと一緒に時間をかけて油の中で火を加えるのが良いように思う。
あとニガウリなのに苦くないので拍子抜けだった。最近は棘の抜かれた野菜が多いのは残念だ。
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