普通のスーパーで店頭に並べられているシシャモはカラフトシシャモという種(
Mallotus villosus Müller, 1776)。上の本シシャモというのは日本固有種(
Spirinchus lanceolatus
(Hikita, 1913))で特定の地域にしか生息していないので値段はざっと10倍程度にもなっている。
勝手なイメージでかつてのニシンのように沢山の漁獲量があった魚だと思っていたがそもそも川を遡上して産卵する小さな魚なのでその川周辺でしか捕れないような限定種だったのだ。(北海道の太平洋沿岸の一部(鵡川から釧路まで)でしか獲れない。)
そう考えると(本)シシャモのような偽物的な扱いと考えがちな樺太シシャモは、別の美味しい、しかも財布に優しい魚と考えた方が良いのだなと思う。
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