最近の仕事といっても本業の方ではなく、Wikipedia関係の仕事がなかなか大変。先日、WikiProject Tree of Lifeというプロジェクトのお誘いを受けたので、ノコノコと参加したのですが、英語の議論にはさっぱり付いていけないので、専ら学名を元にした項目の作成にいそしんでいる。
例えば、上のヒクイドリであれば、Casuarius casuarius という項目に写真や他言語へのWikipediaへのリンクを整備していくという作業を行います。
もちろん、一般的な動植物については既に項目が作られているようなものも多いのですが、活動が活発な欧米以外に存在している動植物は、登録されることが少ないので必然的に自分で項目を新設していくことになります。
例えば、マミジロハエトリ Evarcha albaria も新設したし、クロアナバチ Sphex argentatus fumosus も新設した。他にもボチボチと作業をしている。
国際的な百科事典(になれたか?)に素材を提供するなんて、まぁなんとも大それた話ではあろうけれども、それが神戸の片隅からでも可能だというところが、Webサービスの面白いところだ。
実は、自分でも同じようなことを細々としているのだが(ref.http://opencage.info/pics/species.asp)、属名から上位の分類をどう整理してデータベースに実装するかを悩んでいてなかなか前に進んでいない。恐いのは、データベースで遊ぶことがどんどん下手になっていっていることだ。以前のように複雑怪奇なデータ連携を想像することやハンドリングすることがとても難しく思えるようになってしまった。堕落したなとつくづく思う。ちょっと悔しいて悲しい。
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