2008年8月18日

eGroupware 1.6 pre 1 をインストールしてみた。

有馬の極楽寺の阿弥陀如来

 eGroupware 1.6 pre 1 が出ていたので、xubuntuにインストールしてみる。相変わらず多機能なグループウェアだが、日本語対応があまり進んでいないので勿体ないソフトウェアだと思う。

 ざっと見た限り、1.4系と比べて大きな違いは無いように思える。大きく変わった点は、ファイルマネージャー機能の MyDMS が標準インストールされなくなり、アドオンで提供されるようになった(ただし、WebDAVが機能追加されている)とのこと。あとは、メールクライアント、カレンダー、プロジェクトマネージャーの改良とバグフィックスだそうで、劇的な改善は無いようだ。これだけ大規模なシステムになると、大きな改良は難しいのだろう。

 ロードマップを読むと、9月には 1.6 がリリースされるようなので、楽しみにしておこう。

 eGroupwareが日本に根付きにくい要因の一つがグループのスケジュールの管理だと思う。同僚や上司のスケジュールがプルダウンメニューで選択しないと分からないし、ユーザーを選択したまま予定や備忘録を追加すると、そのユーザーの行為に指定されてしまう。日本だと自分のスケジュールだけ見ていると、身動きが取れなくなるので、このままだと難しいな。

 あと、ガントチャートの日本語表示が上手くいかないので、これをなんとかしなければ、醍醐味が薄れる。jpgraphのアップデートと日本語フォントの表示については確認作業中。

 これが上手くいけば、ガントチャートを中心としてた執行管理体制をオンラインで提供出来るので使う価値が飛躍的に上がると思われる。もう少し、頑張って調べよう。

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