2008年10月9日

タバコは一箱で2000円、その代わりニコチンはタップリと!

ダクト

 今日の帰宅途中につらつらと考えた結果出た答えである。タバコの害は3つある。一つは周囲への健康被害、一つは歩きタバコの危険性、もう一つがゴミである。最近は4つめに医療費の社会負担も含まれるようになった。

 家を出てから駅に着くまで、ゴミといえば吸殻だらけだ。吸殻さえなければゴミはほとんど無いといって過言ではない。ゴミ箱以外にゴミを捨てたことがない人間からすると、タバコを吸う奴は反社会的だと云われても仕方がないんじゃないかとさえ思ってしまう。

 本来、嗜好品というのはそれを楽しむものである訳だが、タバコはニコチンが弱まることによってカジュアル化し、嗜好品というよりも暇つぶし品になって数を消費する方向に行っているのが現状だ。このため、ガムを噛むようにタバコを吸う(喫むではなく)。価値が低くなっているからポイポイと捨てられる訳だ。なんせ、1本10円だ。

 ということで、遠路はるばるアメリカ大陸からヨーロッパを経由してやってきたタバコに敬意を表して、嗜好品に相応しい値付けにしていただこう。1本100円で、一箱2000円、1カートン2万円。そして、嗜好品らしくニコチンは1本50mgぐらいで、じっくりと味わっていただきたい。子供が誤飲すると一発(1本)で死んでしまうので、パイプ式に移行するのは必須かも。子供に100円を食べられると辛いものがあるので保管も厳重に行われるようになって誤飲も減るかも。

 シガレット式が残る場合は、樹脂製のフィルタは自然分解しないので全廃。いわゆる両切りタバコしか不可。これならパイプよりもキセル式の方が主流になるかも。

 売り上げは全額を喫煙者のがん治療と生命保険の特約に廻せばいい。自分の治療費は自分で払っておけば肩身の狭い想いをしなくても済む。ニコチン増やした分だけ癌の進行も早くなって治療費も余り掛からないかもしれないし、医療費が足りなくなればタバコを値上げすればいいだけなんだから非喫煙者に文句を云われる筋合いもない。胸を張っていえばいい、俺達は病気になっても構わないからタバコを吸ってるんだとね。

 こうやって考えると、いいこと尽くめではないか!!

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

ボランティアの道路清掃などすると道端に落ちているごみの99%は吸い殻ですからね。なんとかしてほしいものです。

私は喫煙は趣味嗜好なのだからそれ自体を規制するべきではないと想っています。ただ人体にも環境にも有害な吸い殻を投げ捨てるとか、健康に害があるとわかっている煙を他人が吸い込む可能性がある場所で出すとか、子どもが誤飲する可能性のある場所に置くとかは、殺意があるものとして厳しく取り締まるべきだと考えています。