2006年6月21日

大物登場 オオオサムシ

オオオサムシ(Carabus dehaanii)。緑がかって見えるのは葛の葉を通して光が当たっているから。

 昨日もいい天気だったので昼休みにそそくさと虫撮りに行きました。うろうろしていると、下の方からガサゴソと落ち葉が擦れる音がするのでトカゲかなと思って近づいてみると、全然逃げる様子がないので近づいてみると、オサムシでした。干乾びた毛虫を他の昆虫に取られない様に抱えて動かしては食べていたようです。

 オサムシ(歩行虫、筬虫)に出会ったのは覚えがなく、特にこんな大きなオオオサムシ(Carabus dehaanii)を見れたのは少々感動。手塚治虫の名前がオサムシに由来しているのは有名な話ですね。この飛べない大型甲虫は、美しい色のものの多く、また地域によって変異が多様なのでマニアも多いそうです。NTTの研究所で遺伝に関する研究の対象となった話も聞いたことがあります。

 オサムシの仲間のマイマイカブリもいつか見てみたいものだ。

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