一昨日の新聞に近畿のどこかの自治体が職場結婚の共働き夫婦の給料を現在の八割にする方向で検討中という記事が出ていた。七百何十人かの職員のうち,四十組強が該当し,これで年間五百万円近く節減できるという話だ。
共働きの日田市職員給料2割ずつ削減条例案提出へ(大分合同新聞)
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2006=02=07=911158=yukan
理由は,共働き世帯は共有できる出費が多いので,共働きでない世帯に比べて余裕があるということだが,これって労働に対する対価の支払いという視点を欠いているのではないか??? 凄い問題のあることだと思う。
給料のカットがされるのは同じ自治体内で結婚している夫婦だけなので,片方が民間企業に勤めている場合の格差もあるし,今後は親元から通っている未婚の職員は生活に余裕がありすぎるから給料二割カットとか言い出すのか?
働いているのは個人個人であって,それが評価されるべきだ。共働きは確かに生活に余裕があると思うが,その最大の理由は「二人が働いているから」と言う極々単純な話だ。
この記事には大いに憤慨した。
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