2006年8月18日
赤とんぼ(アキアカネ Sympetrum frequens)
昨日は六甲山カンツリーハウスの雪祭に行ってきた。残業が続いていたので子供と遊ぶのも久しぶりだ。
雪祭の雪はとても粒が大きく(5mm以上)とても雪と呼べる代物ではないが、この季節に長持ちさせようと思うとある程度粒が大きくないとすぐに解けてしまうのだろうから仕方がない。(表面積は直径の2乗に比例するが体積は直径の3乗に比例する。直径が大きくなれば大きくなる程熱が逃げにくくなり氷は解けにくくなる。)
で、相変わらず時間があると虫を探している訳ですが、風が少し強かったこともありアキアカネ (Sympetrum frequens)が目の前で一休みしていました。かなり近付いても全然逃げなかったので一杯写真を撮っておきました。相変わらずトンボは綺麗です。
ずーっと見ていると、一つ気がつくことがありました。それは複眼の構造です。複眼をマジマジとよく見ると2つの構造から成り立っているようです。複眼の上部は一つ一つの目が大きいが、下部は目が小さく肉眼で粒を確認することが出来ないくらいです。下の複眼は餌がよく見えるように解像度の高い目を持っているということでしょうね。面白い。
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2 件のコメント:
こんなにアップで近寄れるんですね。
そう言えば、幼少の頃、トンボの目を回そうと、トンボの目玉に向かって指でぐるぐる渦を描きながら近付いても、彼らは頭を回すだけで逃げなかったような気が…。
複眼の構造の違い、なる程です。
生き物って、面白いですね。
虫にも個性があるようで、触れる程近くにとっても大丈夫な奴もいれば、まったく寄せつけてくれない奴もいますね。撮れるときに撮っておかないと次がないかもしれないところが生き物写真の面白いところかもしれません。
虫の、というか生き物の視界は奥が深いです。頑張る余地は幾らでもありますね。
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