2009年1月20日
Wiki Software
Deki Wiki はとても便利で大好き、もう必需品レベルなのだが、Linux サーバーが稼動する環境で無いとデプロイできないのが玉に瑕。メモ書きから情報を整理するという使い方をなんとか日常的に使えるようにいろいろと試してみた。
まずは、Google の提供する Webサイト作成サービスの Google Sites というサービスを使ってみた。Wiki的にも使えるという触れ込みだ。実際に使ってみた感じでは、Wiki 特有の[[]]などを使ったリンクの埋め込みができず、いちいち明示的にページを新規作成しなければならないことに煩わしさを感じた。また、リンク先を選ぶという操作をしなければならないので、ページ数が多くなれば相当煩雑な取り扱いになると思われる。ちょっと意外な結果。
ただし、ディレクトリの取り扱いが導入されていて、タイトルと階層構造を別個に考えられるのは、Deki Wiki と同じでサイトマップ的に整理しやすい。
次に試したのが、Python 製の MoinMoin 。データの保存にデータベースを使わないにも関わらず、Apache や Ubuntu などの大規模なプロジェクトに採用されているという Wiki ソフトだ。
特徴的なのは、Python がインストールされている環境であれば、Python の Webサーバー機能を使って、ローカル環境でも利用することができるという点。これは便利。いつものPythonらしいところは、英語環境化での懇切丁寧なドキュメントの整備。新規にページを作ろうとすると、文法上の注意事項を列挙してくれるし、似通った名称のものがないか、検索して調べてくれる。英語が理解できればいたせりつくせりの親切さだ。
Wiki の文法も癖が無く、また OpenCage のようなキャメルケースにも対応。なかなか素晴らしい。個人的に惜しいのは、ディレクトリ構成が実装されていないという点。各項目にサブディレクトリを作ることができるが、タイトルに書き続けなくてはならないのは、作る側としては煩わしい。しかし、その他の部分しては、添付ファイルにもバージョン管理機能が取り入れられているので使い勝手はいい。
やはり、個人的には Deki Wiki が一番使いやすい。特に左サイドにサイトマップをナビゲーションメニューとして持ってきているのは最高のアイディアだ。また、ページのタイトルを変えたり、項目のディレクトリ配置を変更しても自動的にリダイレクトを作成して、既存リンクに追従するところなんかは、本当に良く考えられていると思う。
当面、ローカルでは、MoinMoin を使ってみよう。
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