2009年6月2日

コビレゴンドウのゆきちゃん

コビレゴンドウ(小鰭巨頭、Short-finned Pilot Whale) Globicephala macrorhynchus (Gray, 1846) 動物界(Animalia) 脊索動物門(Chordata) 哺乳綱(Mammalia) 鯨偶蹄目(Cetartiodactyla) マイルカ科(Delphinidae) ゴンドウクジラ属(Globicephala)   マリンワールド海の中道にて

 福岡のマリンワールド海の中道に行ってきた。バタバタとしながらだったが、ラッコ以外はほぼ見てきたはず。朝に慌てて出発したので E-3 と予備のバッテリーを入れたカバンを家に忘れてくるという間抜けなことをしてしまった。なので、撮影は CX1 と 息子に貸している E-300 をつかった。予備のバッテリーがないと結構不安なものだ。

 今回一番印象に残ったのは、コビレゴンドウという鯨の「ゆきちゃん」。大柄な体でおっとりとしたところと、頑張って動いている姿がとても印象的。息子と二人でずーっとゆきちゃんを応援していた。以前は2頭いたようなのだが、現在はゆきちゃんだけ。ハンドウイルカのオスにずーっと寄り添ってじゃれついていたのが印象的だった。

 家に帰ってからこの鯨のことを簡単に調べてみると、同じゴンドウという名前が付くけれど、最近飼育数が増えているオキゴンドウとは近種ではないということが分かった。どちらもマイルカ科なのだが、コビレゴンドウはゴンドウクジラ亜科、オキゴンドウはシャチ亜科ということで、コビレゴンドウやハナゴンドウがおっとりしているのと比べて、オキゴンドウの精悍な印象の理由が分かったような気がする。

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