2005年8月27日

最近面白かった本「生物千一夜物語 奇想天外な生き残り戦略」

生物千一夜物語

 今年は,沢山の本を図書館で借りて読んでます。主にアジアの食べ物と食文化,生き物関係の本が多いのですが,最近読んだ本では,「生物千一夜物語?奇想天外な生き残り戦略
」(link to amazon)が面白かったです。

 1993年に出版された少し古い本ですが,非常に広い範囲の生物界のことをカバーしています。これまで読んだ生物関係の本の中では一番範囲が広いと思います。

 特にナマケモノがいかに怠け者でないかについての記事はとても詳しいもので参考になりました。

 もうちょっと写真や絵があればという思いはありますが,その分沢山の話題が載っているので嬉しいという面も否定できないな。

 最近は動物ものはあまり流行らないのか,テレビでもドキュメンタリーとして放送しているのは「生き物地球紀行」ぐらいで,「野生の王国」はクイズ番組「どうぶつ奇想天外!」に変わってしまいましたし,とても残念。(どうぶつ奇想天外は石塚・恵が出なくなってからイキナリ面白くなくなった。せっかく千石さんさかな君なんて濃くて面白いキャラクターが出てくるのに)

銀製だと云って売っていた錫製の水牛。NPOの方が販売していたもの。

 日曜にやっていた「知られざる世界」とか「すばらしい世界旅行」みたいな番組が欲しいなぁ。
 特に「知られざる世界」は物凄い広い範囲の事象を取り上げていて,とても面白かった。宇宙人から水中出産とかいろいろ見たなぁ。小学校2年生の段階で「睾丸」と「卵巣」という言葉を知っていて,先生を唖然とさせてしまったことがあるし。

 ネットで資料を探していたら,両番組のプロデューサーをされていた(故)牛山純一さんに関する記事があったのでメモしとこう。

川崎市市民ミュージアム(牛山純一氏のテレビドキュメンタリー800本を所蔵)

牛山純一が挑んだテレビドキュメンタリーの世界 (1)
http://home.catv.ne.jp/hh/kcm/video/ushiyama01.htm
牛山純一が挑んだテレビドキュメンタリーの世界(2)
http://home.catv.ne.jp/hh/kcm/video/ushiyama02.htm

0 件のコメント: