2006年3月11日

画像の検索履歴から第1回 激辛餃子

中華菜處「陶玄居」の餃子。野菜たっぷり。

 Photo Lib.の画像の検索機能は検索記録を残しているので、たまに面白い文言が要求されていてなかなか興味深いものです。

 で、ネタ的に面白いものを拾って、幾つかモニョモニョとなんか書いてみようかなぁと思います(実生活にネタ切れ。コンピューター関係はもうお腹一杯)。

 で、最初は「激辛餃子」。残念ながら「激辛餃子」に該当する写真はありません。ちなみに「餃子」「激辛」、双方で登録されたものを確認したのですが、該当するようなものはないです。

 餃子というのは、もともと中国の漢民族の主食のようなものですね。中国では分厚い皮で包んで、沸騰した水に潜らせた水餃子が基本の食べ物です。具はたいてい野菜。農村部では肉を食べる余裕なんかなかったんだとか。

 日本で食べているような焼き餃子は、余った水餃子の温め直ししたようなものですから、本場では大して歓迎される食べ物ではないらしい。

 で、日本に今のような餃子が普及するようになったのは、満州に住んでいた人たちが日本に持って帰ってきてからと言われています。満州は寒いところなので、体を温めるためにニンニクを入れるようにらしい。中国では具の中にニンニクを入れることは絶対にないそうです。

 だから、「激辛餃子」なんていうのは、ビールと合わせるサイドディッシュになった日本でしか味わえないような食べ物ということになりますね。あんまり食べたいとは思わないかも。

 焼いた餃子もいいんですが、やっぱり旨さでいうと水餃子の圧勝。つるりつるりと口の中に吸い込まれ、豚肉の旨味が口の中一杯に広がるところがとてもよろしい。スープが旨けりゃ文句なしです。スープと豚の挽肉が渾然一体となった日にはそりゃ、もう。

 これまで食べた餃子の中で、旨い!と思ったのは門司港にある「萬龍」の水餃子(スープ餃子)。何杯でも食べれそうなくらい旨かったですね。もう一度食べてみたいです。(水餃子は単に茹でたものをタレに付けて食べるものなので、ワンタンのように汁と一緒に食べるものはスープ餃子という方が適当か。)
門司港の「萬龍」の水餃子。旨いです。3杯位は食べられそうです。
門司港の「萬龍」の水餃子のアップ。旨そう。

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