2006年7月18日

アブラムシ

アブラムシ?

 もう、何日も前に撮った写真なので細部をはっきりと覚えていないのだが、草むらで虫を探していたら、なんともしっかりとした体つきのアブラムシのような虫にであった。太い後ろ足、ぎょろりとした目、長い触覚、こんな虫は今まで見たことがない。全体的にはカメムシの仲間のようだが。

アブラムシ。種名不明

 アブラムシもなかなか面白い生きものではあるだが、如何せん、可愛げがない。茎に口吻を突き刺して、ひたすら樹液を横取りする。しばらく見ていると、茎に取り付いた全匹がポンプのようにビクッと波打つのが凄い。ちょっと怖い印象さえある。

大きなアブラムシ。中央下のアブラムシが胎生生殖で子供を生んでます。こりゃ大発生する筈です。

 しかも、胎生生殖でどんどん親と同じ形をした子供を生み出していく。まるで自己増殖するロボットのようだ。うじゃうじゃと茎に取り付いたアブラムシを見ると、これは敵わないなぁと思ってしまう。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

実際、敵わないですね。(T-T

せめて、使い切れる分だけ吸い上げて欲しいのですが、、、某国お薦めの「モッタイナイ」を誰か教えてやってくれ?。

OpenCage さんのコメント...

 今、岩田久二雄著「昆虫学五十年 あるナチュラリストの回想」という本を読んでいるのですが、昆虫界の天敵関係というのはなかなか奥が深いですね。
 アブラムシは、天敵なんて関係ないねぇって感じで、ある意味羨ましい存在かもしれません。単性生殖なんて自分自身を産む訳ですから。