Googleが提供している画像管理ソフト Picasa のバージョンが 2.5.0 になった。一番大きな変更点は、webアルバム機能だけれど、既にFlickrなどでいろいろ写真を公開する人にとってはメリットがない。ちなみに、試しに作ってみたアルバムは、http://picasaweb.google.com/opencagee
まぁ、そんなことより嬉しいのは全体的なパフォーマンスのアップ。体験速度はかなり速くなっているし、約30700枚ほどあるデジタル写真もストレスなく管理してくれている。但し最初にバージョンアップする際にサムネイルの作り直しをするのだけれど、これがとてつもなく時間が掛かるので気長に構える必要がある。
あと、サムネイルのサイズが以前より大きく出来るようになったので、高解像度のモニターを使っている場合は便利だ。あと、地味に変更されているが、画像をエクスポートする際の圧縮率の指定の仕方。以前は、%を指定するスライダーを動かしていたが、バージョンアップしたものでは、Automatic、normal、maximum、minimum という4つのプリセットを指定する方法に変わっている。
難しいことを考えないでおきたいので、Automatic で画像を元の画像サイズでエクスポートしてみたのですが、どの程度の圧縮率なのか気にあるので、ピクセル等倍で新旧比較をしてみた。(photo lib. は無圧縮で掲載しているので800x800の画像を使うと画像劣化はありません。)
すると、細部の再現性はほぼ同等なのですが、ファイルサイズが以前は、95%圧縮で902,708byteであったものが、新版では2,631,390byteとなっていました。これはかなり大きな差です。ちょっと贅沢すぎる設定のようです。
折角なので、Automatic と Minimum のピクセル等倍比較も行ってみました。下の画像を見る限り、大きな差はないような気がします。ファイルサイズも、Minimumでは、226,605byte とAutomaticの10分の1程ですので、コストパフォーマンスが高いのではないかと思います。ちなみに、Maximum で書き出すとファイルサイズは 5,497,550byteになり、E-300のJpeg最高画質で記録した原画像よりもファイルサイズが大きくなってしまいました。
まぁ、素人の比較なので、的を外している部分もあるとは思いますが、Automaticは使わなくてもいいんじゃないか、という印象です。画像にそれほど拘らない人であれば、Minimumで十二分だと思います。
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