2006年7月31日
夜景
東京で泊まったホテルからベイブリッジと高速道路が見えていたので、子供が寝た後に長時間露光で遊んでみました。
上のベイブリッジに船が進んでいる写真は1/2秒。窓枠にカメラを置いて撮ったので手ブレもなく遠景までピントが合っていてなかなか綺麗。ベイブリッジの向うにある工場の明かりが水面の照り返されていい感じになりました。
上の写真は6秒間のミラーアップ。車のライトの軌跡が綺麗に残ってくれました。撮ってみるとやっぱりこういう写真が好きなのだと再認識してしまい、三脚を持ち歩かないといけないような気がしてくるから困ったものです。
今読んでいる「へそまがり写真術(柳沢保正著)」という本の中で「夜景はオートマッチク全盛の写真機に残された最後の楽しみ」という趣旨の下りがあるのですが、その気持ちはよく分かります。シャッターを押す以外に考える必要があるというのはとても大切なことだと思う。
デジタル用のレンズは確かに性能はいいのだけれど、絞りのヘリコイド(回転機構)がレンズに付いていないのはいただけない。カメラ本体に付いているローラーを指で回して設定するのはなんとも煩わしく、また直感的ではないと思う。
逆転の発想で、デジタルならではの機能として、レンズに付いているヘリコイドが電気信号を伝えるだけの役割でいいから、絞り優先とシャッタースピード優先の両方で使えるようにするのも面白いと思うが、どうかな?
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