2004年9月20日

住吉山手5丁目旧乾邸内覧会

住吉山手5丁目の旧乾邸。南側の庭からの全景。リビングの吹き抜けとステンドグラスが大きな特徴。和室の前のエンタシスの柱はちょっといただけないかな。リニアモードにて合成。 NPO法人アメニティ2000協会の主催による神戸の洋館「旧乾邸」の内覧会に行ってきました。
 この建物は昭和11年に建てられたもので,設計は渡辺節さんとのこと。非常に広い建物(720m^2もある)で,資金力にものを云わせた豪勢な造りが見所です。外観はスペイン風,内部はイギリス風で,階段に彫りの込んだチーク材を使ったり,扉や窓の金物が鋳造品の量産品ではないようでシャープな造形が効いてます。
 昭和11年の建物なのに,セントラルヒーティングが導入されていて,各部屋に組み込みの暖房機が入っているところはビックリさせられる。
住吉山手5丁目の旧乾邸。メインリビングのシャンデリア シャンデリアが非常に綺麗です。ガラスじゃなくて本物のクリスタルのようです。燕尾服着て舞踏会でもしてたんでしょうね。

旧乾邸迎賓用玄関。陶板画はスペインのもの... 旧乾邸の玄関に付けられた明かり。... 旧乾邸応接間のライト。質素な感じがなかな... 住吉山手5丁目の旧乾邸。メインリビングの... 旧乾邸 大広間のシャンデリアとステンドグ...

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