2006年5月22日

キイロテントウ (Illeis koebeli)

キイロテントウ(黄色瓢虫 (Illeis koebeli))。うどん粉病などの病原菌を食べるテントウムシ。まさしくうどん粉病菌にまみれたポプラにいました。たまに目先を変えてみると面白い。

 今日はちょっと珍しいテントウムシに出会った。植物に付くうどん粉病の病原菌を専門的に食べる「キイロテントウ (Illeis koebeli)」。いつもは躑躅の植え込みを覗いているのですが、今日はすこし見る場所を変えてみたのが良かった。見たことのないムシに出会えるととても嬉しい。

 最近はムシの名前を知識に刷り込むべく、通勤電車の中で昆虫図鑑を読んでいるのですが、このキイロテントウはちょっと気になる存在でした。何故かというと、上の写真では分かりにくいかもしれませんが、胸部と前バネの縁が透明になっているのです。それがなんとも言えない儚い雰囲気だったので、一度見てみたかった。

 実際に会ってみると、やっぱりお淑やかというか、ノンビリしているというか、微動だにせず、じっとしていました。

 あと、シリアゲムシを見たりと、結構見たことのないムシが見れてなかなか楽しい昼休みになった。

0 件のコメント: