2007年3月20日

2年前の写真

オオゴマダラ Idea leuconoe (Erichson, 1834) の蛹<br />動物界(Animalia)  節足動物門(Arthropoda)  昆虫綱(Insecta)  チョウ目(鱗翅目)(Lepidoptera)  タテハチョウ科(Nymphalidae)  オオゴマダラ属(Idea)<br /><br />2005/04撮影

 たまの以前に撮った写真を改めて見てみる。すると、なぜか登録漏れをしている写真が見つかったりする。2年前には分からなかったこと、調べられなかったことが今ではなんとなく答えを探すことができるようになった。上の写真は、伊丹市昆虫館で撮影したオオゴマダラ(Idea leuconoe)の蛹。撮影当事はメモを取らなかったので何の蛹か特定できずに、放っておいたもののようだ。

 キンキラキンで人間から見るととても不思議な物体。このキラキラとした色は、構造色といって、物質の表面がマクロに複雑な形状をしていて光を乱反射していることで見えている。均一に複雑さを再現できるというのが生物の凄いところだ。

 構造色の代表的な例は、下のモルフォチョウ。一体、どのような必要性がこのような綺麗な色を作り出すのだろうか。

モルフォチョウの標本。伊丹市立昆虫館にて

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