2008年6月30日

イメージ通りの写真を撮るには

ハラビロトンボ(腹広蜻蛉、HARABIRO-TOMBO (dragonfly)) Lyriothemis pachygastra (SELYS, 1878) 動物界(Animalia) 節足動物門(Arthropoda) 昆虫綱(Insecta) 蜻蛉目(トンボ目)(Odonata) トンボ科(Libellulidae) ハラビロトンボ属(Lyriothemis)   神戸市西区にて

 撮りたいな、と思うものを見つけた瞬間、こう撮りたいというイメージが沸くことがある。例えば上の写真だと、ハラビロトンボがホバリングしている状態で、複眼から胸部に掛けてピントが合っているようなイメージだ。それを実現しようとすると、まずシャッタースピードを上げないといけないので、ISO感度を高めに設定して、なおかつ、被写界深度を稼げるようにちょっと絞る。ISO感度を高くするとノイズが載ってくるので高くしすぎる訳にもいかない。バラバラ、バラバラと頭の中で組み合わせのパターンを考えていると、いつの間にか撮りたいものが姿を消してしまったってことがよくある。上のトンボはお気に入りポイントから離れなかったので飛んでる姿は撮れた(複眼にピントが合っていないけど)が、この直前にはカラスハエトリと思しきハエトリグモを見過ごしてしまった。

 なんにせよ、試行錯誤するのは楽しいものだ。

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