生き物の学名を調べるというのは結構骨が折れる作業なので、最近写真の登録ペースがかなり遅くなっている。学名を調べていて一番困るのは、取っ掛かりがないと何も前に進まないことだ。特に最近は、種名だけではなく科名と英語名も一緒に調べているので、繰り返し、繰り返し検索する作業にかかる時間が膨大だ。
今日は須磨海浜水族園のアマゾン館で撮影した魚を調べていたのだが、なかなか便利なサイトを見つけた。
最新の分類について(おさかなマガジン)。このページのリファレンス:FishBase。多分魚に関してはほぼ網羅されているという充実ぶり。しかもややこしい同種同名(シノニム)の管理までされているのだから素晴らしい。
上の写真は、アマゾンの人食い鯰と呼ばれている「ジャウー」ですが、展示パネルではPaulicea luetkeni となっていますが、最新の学名は (Zungaro zungaro)のようです。この情報にたどり着くまでにどれだけ時間がかかったか...。
その後見つけたのが、DNA Data Bank of Japan のTaxonomy Retrieval Systemとその元データであるNational Center for Biotechnology Information の NCBI taxonomy databaseの学名一覧。これは学名のデータベースそのものがFTPで提供されていて、毎週月曜日の朝2時(現地時間)に更新されるということまでしているようだ。凄い。これを自分のサイトに取り込んだら面白いだろうなぁとちょっと考えてしまう。
あと、これは凄いと思ったのが英語版のWikipediaにある「Spider taxonomy#Table of Families(クモの分類#科名テーブル)」という項目。いったいどんな人が作ったのだろうか。Good job!過ぎて言葉がありません。しかも整理の仕方が綺麗で見やすい。素晴らしいです。
などと、面白がっていたらもう1時半を回ってしまった。あと、いくつか写真を登録してから寝よう。
2 件のコメント:
ユーモラスなジャウーくんですね。
あの水槽の中で一番好きな魚です(変?)
生き物の名前を調べるのは、骨の折れる作業ですね?。
学名を調べるのは思っていた以上に大変でした。説明パネルを写し忘れてきたため、いまだに中国から贈られてきたというパイユの学名がわかりません。国内では須磨の水族園しかいないという珍しい魚らしいのでネットでも調べられないです。
アマゾン館はいいですね。半日ぐらい居座ってもいいかもしれないです。
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