須磨海浜水族園で好きなところは、ずばりアマゾン館だ。ここだけは両生類や爬虫類が混在していて、動物好きにはちょっと気合が入る面白いところ。
アマゾン館に入ったら直ぐに出迎えてくれるのが、アイゾメヤドクガエル、キオビヤドクガエル、セマダラヤドクガエル、ミドリヤドクガエルの毒々しい蛙の面々だ。こいつらは体内に毒を持っているという安心感からか、とてもノンビリとした様子でなかなか愛嬌があるのが特徴だ。写真も撮りやすいのでとても贔屓にしている。
ヤドクガエルに安心感をもたらす毒であるが、実は体内で生成するものではなく、蟻を捕食した際に体内にそれが持っている毒を体内に取り込んでいるそうだ。なので、飼育下での繁殖個体に現地の蟻を食べさせていない限りは、毒を持たない、ボップでキッチュな可愛い蛙になります。
気軽に飼えるようになるというのは一方で嬉しくもあり、一方で納得しかねる部分もあり、複雑な心境だ。
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