ようやく、MindTouch Core の復旧に成功。一安心。そもそも何がトラブルの原因か、判明していないのだが、バックアップから復旧する方法は確認できた。バックアップの方法自体は簡単で、
ファイルのバックアップ
(1) /etc/dekiwiki/mindtouch.deki.startup.xml、/etc/dekiwiki/mindtouch.host.conf、/var/www/dekiwiki/LocalSettings.php の3つの設定ファイルのバックアップを取る。
(2) /var/www/dekiwiki/attachments のフォルダーを丸ごとバックアップする(tar cvzpf とか)。
データベースのバックアップ
(1) mysqldump -u{{user}} -p{{pass}} wikidb > wikidb.sql とする。
基本的にはこの3つの事をするだけで、オフィシャルVMから上位バージョンのVMや、OSにインストールしたものにも環境を移行することができる。作業手順を少なくするためにバックアップフォルダーに放り込んで、tarで固めて一つのファイルにして外に放り出すのが便利(外部にファイルを出す方法が分からなかったので、xorgとgnomeをインストールしたのは情けない)。
復旧の方法は、それぞれのファイルを元の位置に戻したり、データベースをインポートすれば良いのだが、それぞれのファイルの権限を 755に変更すること、データベース(デフォルトは、wikidb)は一旦ドロップ(drop)してからインポートすればいい。気をつける点は、wikidbの管理者はシステムが作成するので、それぞれの端末でパスワードが全て異なる点だ。同じサーバーへのリストアなら問題ないが、別のサーバーに移行するなら、wikidbadmin(wikiuser) の設定をそのサーバーに合わせてあげないといけない。
簡単なのは、VMを使うか、一旦MindTouch Coreをインストールしてしまってからデータ一式を消してしまうことだが、/var/www/dekiwiki/LocalSettings.php を更新する前に、$wgDBadminpassword = の文字列を確認しておいて、/var/www/dekiwiki/LocalSettings.php の更新後に元のパスワードに戻してあげれば良い。/etc/dekiwiki/mindtouch.deki.startup.xml の
使えなくなったVMは、もう3年以上使っていて、OSはDebian4.0がベースになっている。折角 aptitudeを使っても safe-upgrade が無いのであんまり意味ないなぁと思っていたところなので、ベースのVM自体を最新版に乗り換えて、Debian 5.0 + Dekiwiki 9.12.1ベースに移行することにする。
Ubuntu 10.4 LTS がリリースされて、MindTouchのリポジトリが更新されて、正式サポートされるようになったら乗り換えも検討しよう。サーバー版なら保守期間が5年もあるのだから。
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