2018年8月9日

業務改善提案で業務システムに UX 改善のための基準と評価を求めた。


先日、職場で業務改善提案の募集があったので2件提案しておいた。一つは業務システムの UX (user experience) に一定の基準と評価を行い職員の負担を明示化することとUX 改善で得られた時間短縮効果を国の基準を元に予算を付けること、もう一つは施設管理ではなく資産管理の観点から施設内環境の改善を能動的に行うことの2つ。

最初の UX 改善は使い勝手の悪さを数値化してどれだけ職員の負担になっているか、時間を無駄にしているかの可視化だ。使い勝手を向上し、作業効率が向上すればインセンティブとして、国の情報化による人件費削減係数が 3800円/時間という数字があるのでそれをベースに考える。職員100人が一人あたり10,000件を処理するのに5秒短縮できれば 100*10^4*5/60^2*3800 = 527万円 って計算になる。これは働き方改革だからシステム保守とは別のところから金を出してもらう。現実にはもっと短縮できる余地があるので相当な金額を得られる筈だ。
我が組織のシステム担当はどうしても使い勝手よりも制度改正優先になるので彼らに期待するのが筋違いという筋書きだ。我らのために頭を捻っておくれ。

施設改修の方は簡単な改修で改善でき、省エネに繋がることを技術を知らない担当者が見過ごしている部分を能動的に解決していくという方法。現状施設管理者にまかせている改修を資産管理の観点から積極介入するという考え方。前いた職場は床下がフリーアクセスなので冬は床下に温風を入れた方が効果的で省エネだとか、色々ある。

実現するかどうかはさておき、考えるのは楽しい。

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