今日は節分(立春)だ。関西圏では節分の日には恵方に向いて太い巻き寿司(太巻き)一本を一気に食べきる(丸かぶり)という風習がある。子供の頃は兵庫県の高砂市というところに住んでいたのだが、両親が高砂で育った訳ではなく(母は佐用、父は尾道と和歌山)、恵方巻なんて全然知らなかったし、店頭にも並んでいた覚えがない。
いつの間にか一般化して、コンビニでも売られるようになって(関西限定かもしれないが)、少々驚いている。まぁ、寿司は嫌いじゃないので嫌になるほど食べられるのは嬉しいのですが。
ja.Wikipedia を読んでると、地方の民俗文化を侵蝕しているという意見もあったりして埒内に居る側から見るとちょっと新鮮な感覚だ。ホワイトデーの様に物販主導、いうか一気に消費できる良質惣菜として捉えられている点はよく理解できる。
しかし、Wikioedia で現代進行中の民間伝承みたいなものを出典を書籍で求めるというのは無理がある。せめて、地域性を抽出するする方が百科事典ではないかな。
ちなみに、今年の恵方は「東北東やや右(75°)」だそうだ。
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