2009年2月19日
新しい家族像を考えてみた。
今は晩婚化が進んでいる時代だ。各云う自分も39才の時に生まれた子供を持つ老け親だ。こんな状態で困る、落ち込むのが子供が成人した頃に自分はもう還暦だということだ。「自由に行動できるようになるのは子供が手から離れたとき」と妻に言われた時、「人生がおわっちゃったよ~(T_T)」と実感して、頭を金槌で殴られたような衝撃を受けた。
だから、息子達は早くに結婚して早く子供を手放せるようになる方がいいと思っている。で、こんな家族像を新しく考えてみた。
まず、子供は大学を卒業したらまず結婚すること(できれば半年ぐらい同棲して本当に一緒に暮らしていけるか、実は性格の不一致があるかを冷静に見るほうがいい)。
そして、子供を早く作ること。なおかつ子供が生まれたら、親元に帰って3世代家族になる or 親を呼び寄せて、仕事の間、孫の面倒を見てもらう。ジジババは孫の面倒をが見れてハッピーだし、毎日暮らしていたら甘やかしていられない。最近はジジババの過保護も度が過ぎているので飽きるぐらい一緒にいたら次第に問題行動を窘められるようになるでしょう。ここまで20代。
ジジババの世話になりつつ仕事を頑張って中堅どころになる頃には子供は中学生ぐらいだ。バリバリ頑張って働いている立派なお父さんの背中を見せよう。親が若いと週末も一杯遊べるぞ。ここまで30代。
子供が大学に入る頃にはもう手も掛からなくなってくるので、ボチボチと親は自分の趣味を深められる。23歳の時の子供は43歳で成人、45歳で大学卒業。晴れて親は第2の人生に向けて新しいステップを踏み出せる。
若いうちは教育に金を掛けられないから子供を作らないという人は多いけど、多分逆で人生を損している。確かに若い時は目の前に遊びたいことも一杯あるだろうけど、自分が40歳にして思うのはまだまだ発展する余地はあるぞと、いやそういう気持ちを持ちつづけることが大事なんじゃないかな。
これだと、世代交代が40年サイクルから25年サイクルになるから、長い目で見ると人口減少の抑止力にもなる訳。また親と同居することによる経済的メリットもあるから若い時に子供を育てることも可能になるし、子供にとっても複数世代で生活することで集団生活の心得も身に付くので、「衣食足りて礼節を忘れる」という現代の状況が改善されるだろう。
ということで、「3世代家族と40代からの第2の人生」なんて、結構いいんじゃないかな。
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