2010年5月24日
Ubuntu で EXIF を使った画像ファイルのリネーム
Ubuntuで、画像ファイルをEXIFの撮影日時を元にリネームする方法としては、pyRenamer が有名なんだけど、CFカードでEXITを読み出せなかったり、大量にリネームさせようとするとだんまり状態になってしまうので正直なところ使い勝手が悪い。nautilus-scripts を使う方法あるのだが、1秒以内に複数枚撮影した時に枝番を付けてくれない、1枚しか残らないなど、どっちにしてもイマイチなので、第3の方法を確認する。
その結果、見事に方法として落ち着いたのが、Xfce用のファイルマネージャー Thunar のリネーム機能(Gnomeでも使える)。以前は、Bulk Rename と呼ばれていたもので、Thunar とは別にインストールしていたものだが、今はThunarに機能統合されたようだ。
使い方は簡単で、まずインストール sudo apt-get thunar 。メニューのアクセサリーに追加されるので、クリックして起動し、対象のファイルを複数選んで、F2 を押す。一つのファイルしか選んでいないと、Bulk rename にならないので注意。
どこにもEXIFから変換とは書かれていないが、まず「日付/時間の挿入」・「名前のみ」と選択し、「挿入日時(T)」を撮影日時にし、「形式(F):」を「%Y%m%d%H%M%S_」にして、「この位置で(A):」を「8、後ろから(右から)」とする。直前の変換方法は覚えておいてくれるようだ(履歴は持てない)。
この設定するとは、2010年5月24日午前2時22分に撮影したファイルなら 201005240222_オリジナルファイル名.jpg となり、一秒間に複数撮影していても元のファイル名がシリアル番号として機能するのでダブリは発生しない。
ということで、今のところこの方法(Thunar)が一番使い易い。
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