前からちょっと行ってみたかった
有馬玩具博物館に行ってみました。有馬温泉は通過は沢山したけど町中に入ったのはこれが初めてだったのでまちの散策もちょっとだけしてみました。
季節的には丁度寒くなってきたので紅葉も斑に色付いていて,なかなか華やいだ感じです。山茶花(さざんか)や椿が咲いていて,温泉寺付近は綺麗ですのでお勧めです。有馬で一番困るのはやはり駐車場ですね。狭い土地なので仕方がないのですが,とりあえず1時間400円のところに停めました。少し離れたところに行くとちょっと安いところもあるようです。
まちは内風呂の宿泊がメインなので,いくつかの地域に自然に分かれていてまちをぶらぶらするという雰囲気ではないかな。
あと気に入ったのが綿貫宏介氏のデザインした字体が所々に見受けられること。レトロなモダンを感じさせる字体が有馬に凄いマッチしています。
有馬里という良くデザインされたサイトがあるのですが,そこでも氏の文字を堪能することができると思います。
で,肝心の有馬玩具博物館ですが,この施設は写真OKなのですが,あまり写真を撮ってません。触って遊べる木のおもちゃがあるのでそっちに手が取られてしまって。
オモチャというとブリキやセルロイドがよく展示されるのですがここは木のおもちゃで今も売られているものが多く展示されています。たぶん,買おうと思ったら買えるものが大半ではないかと思います。でも,明るい室内にスペースを取って展示してあるので見ていて気持がいいです。
特に4階のドイツの木のおもちゃは普段目にすることがないようなものが多いのと,工業製品以外でも独逸人の生真面目さが感じられて面白いです。轆轤で粗彫りをする動物人形は秀逸。
幻想的な白木の置物もとても綺麗でいい雰囲気です。
丁度
サンダーバード・アート展が開催中でカラクリものの展示がありませんでしたが,また行く予定なのでまぁよいか。
サンダーバード・アート展には,オリジナルのパーカーが来ていて,ほかに
坂本健二さんが造られたレプリカの隊員達や登場機械のプラモデル,当時に発行された本などが展示されています。
プラモデルは,
小松崎茂氏のパッケージの原画が表示されていてマニアには嬉しいでしょう。パッケージ原画については広報もあまりされていないようです。(小松崎氏のパッケージ原画は以前に
神戸市立青少年科学館で特集がありました。)僕は高荷義行世代なので,こっちも早く展示会が開催されないかなぁと思ったり。高畑勲氏が預かっているダンバインの絵が欲しい。
総じてなかなか良かったです。今後は泊まりでゆっくり行こうかと思います。