2005年7月19日

フラグメンテーション (fragmentation) による性能低下

ケヤリムシ(毛槍虫)。綺麗だ。

 少し前からメインで使っているパソコンが急に動作が遅くなったり,経常的にCPU負荷が大きい状態でした。原因がよく分からないまま,マザーボード買い替えないといけないかぁ...と思っていたのですが,試しにデフラグを実行してみると,症状が改善しました。ラッキー,もう少し金が貯められる。

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 普段はほとんどオンラインソフトしか使わないのですが,デフラグ用のソフトだけは市販のパッケージソフトを購入しています。現在使用しているのはネットジャパンの「Perfectdisk」。デフラグソフトは処理の進行状況を見ていると「CPUが頑張ってるなぁ!」と単純に思えるので画面を観るのが結構好き。

 データの保存用に使っている,300GBx2 でRAID0 構成にしている 600GB のドライブには,高画質で残しているテレビ番組が山のようにあり,不要なものの削除や移動を繰り返していると,新規で記録されるファイルが1000箇所以上に分割保存されるようになっていたようです。空き容量が少なくなっていたため,連続した空きスペースを確保しづらかったのも原因だったと思います。

 写真関係も同じドライブに入れているので,保存の度にハードディスクの空き場所をCPUが探し回り,読み出すときにも一所懸命かき集めていたので,これが大きな負担になっていたようです。

 600GBもの容量になると,デフラグに要する時間も半端ではありません。いつまで経っても完走できそうにありませんので,70%程度で諦めてPCを再起動したのですが,見違えるようにキビキビとした動きが戻ってきました。嬉しい。

 フラグメントで,ここまで性能が低下すると思いませんでした。今後は,少しずつでもこまめにデフラグを実行しようと思います。

 1GB単位のファイルが乱発され,一万枚近い写真データがあるような環境は少し前では考えられませんでしたね。これが1TBの規模になったらどうなることやら。

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