2009年2月26日
日本語の「生きもの」に相当する英語はなんだ?
学校で習う英語であれば、生き物は「creature」だった。この言葉はキリスト教由来で、"thing or life that created by ..." なのでとても違和感があった。特に虫から植物までをカバーする生き物を表現する言葉が英語にあるのだろうかとずーと分からないまま悶々としていたところ、ようやく organism という言葉が生命体を表現するということが分かったのでちょっとすっきり。
まだまだ勉強することはたくさんある。
ヒラテテナガエビ(Freshwater Prawn) Macrobrachium japonicum (De Haan, 1849)
須磨海浜水族園で展示されていたヒラテテナガエビ(平手手長蝦、Freshwater Prawn) Macrobrachium japonicum (De Haan, 1849)は、兵庫県の絶滅危惧種Aランクの蝦だそうだ。大層珍しい種類なのかと思いきや、ネットで検索すると全国的には結構見られる種のようなのでちょっとビックリした。
日本国内の生物関係のレッドデータは、日本のレッドデータ検索システム で検索できるようになっている。自分はフィールドに出られないのでデータを活用できないが、いつか利用できるようになりたいね。
2009年2月25日
やっぱりヘリコイド
オートフォーカスは楽ちんなのだが、やっぱりマニュアルフォーカスでフォーカスリングを動かして像が合焦する瞬間は快感だ。カメラの醍醐味というとそれだけじゃない!と怒られそうだが、個人的にはこれが一番愉快なこと。電気式のフォーカスリングの指先に伝わってくるジジジという感覚は如何にもデジタル的で、ジとジの間のピントが取れないような気がして未だに馴染めない。
Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8 は生産終了後に新品を15万も出して購入したものだが、とても買ってよかったとシミジミ。
2009年2月24日
息子に新しいカメラを買ってあげたいのだ。
5月の末に6歳になる息子にお古のE-300と35-35マクロを渡してある。動物園や水族館に行くときには彼なりにいろいろ興味があるものを写真に撮ったり、父に張り合ったりしている。
上のトランスルーセントグラスキャットフィッシュも風呂の中で透明な魚は居るか?という話しから発展して水族館でどっちが上手く撮れるかを競い合ったもの。パパが撮ったものは下の写真。
E-300は流石に基本設計が古く、高感度にはとても弱い(受像端子の小さいフォーサーズそのものの弱点)ので、上手く撮れなくて当たり前なのだが、小さいながらに頑張っている息子を見ていると、もうちょっと新しいカメラにしてあげたいなぁと正直なところおもう。また、シャッターボタンの半押しも手が小さいからやりにくいし、まずその概念を理解しにくいようなので、オリンパスで買うなら、E-420とSWDレンズを買ってあげたいなぁと思っている。
まぁ、そんな景気のいい話は夢のまた夢であるが、子供と一緒に居るとなかなか楽しいのだ、
変わりつつある須磨海浜水族園?
昨日、須磨海浜水族園に行ってきた。以前と随分印象が変わったなぁと思ったのが「世界のさかな館」の水槽だ。上が今回撮ったオーストラリアハイギョ Neoceratodus forsteri (Krefft, 1870)(肺魚の中でも原始的な種とされる)であるが、下の2005年に撮ったものを見比べると一目瞭然。水槽と水がとても綺麗になっている。肺魚は口がへの字になっている特徴があるんだけれど、以前の水槽だとよく分からなかったが今回はとてもよく分かる。
以前から須磨海浜水族園は水槽の照度が低く、見にくい展示が多かったのだが少しずつ改善されている様だ。あとは、本館2階の無脊椎動物のコーナーが明るくなってくれればとても嬉しい。クラゲコーナーがミズクラゲとカミクラゲとサカサクラゲ、バブラージェリーしか展示されてないのはちょっと物足りない。
2009年2月19日
新しい家族像を考えてみた。
今は晩婚化が進んでいる時代だ。各云う自分も39才の時に生まれた子供を持つ老け親だ。こんな状態で困る、落ち込むのが子供が成人した頃に自分はもう還暦だということだ。「自由に行動できるようになるのは子供が手から離れたとき」と妻に言われた時、「人生がおわっちゃったよ~(T_T)」と実感して、頭を金槌で殴られたような衝撃を受けた。
だから、息子達は早くに結婚して早く子供を手放せるようになる方がいいと思っている。で、こんな家族像を新しく考えてみた。
まず、子供は大学を卒業したらまず結婚すること(できれば半年ぐらい同棲して本当に一緒に暮らしていけるか、実は性格の不一致があるかを冷静に見るほうがいい)。
そして、子供を早く作ること。なおかつ子供が生まれたら、親元に帰って3世代家族になる or 親を呼び寄せて、仕事の間、孫の面倒を見てもらう。ジジババは孫の面倒をが見れてハッピーだし、毎日暮らしていたら甘やかしていられない。最近はジジババの過保護も度が過ぎているので飽きるぐらい一緒にいたら次第に問題行動を窘められるようになるでしょう。ここまで20代。
ジジババの世話になりつつ仕事を頑張って中堅どころになる頃には子供は中学生ぐらいだ。バリバリ頑張って働いている立派なお父さんの背中を見せよう。親が若いと週末も一杯遊べるぞ。ここまで30代。
子供が大学に入る頃にはもう手も掛からなくなってくるので、ボチボチと親は自分の趣味を深められる。23歳の時の子供は43歳で成人、45歳で大学卒業。晴れて親は第2の人生に向けて新しいステップを踏み出せる。
若いうちは教育に金を掛けられないから子供を作らないという人は多いけど、多分逆で人生を損している。確かに若い時は目の前に遊びたいことも一杯あるだろうけど、自分が40歳にして思うのはまだまだ発展する余地はあるぞと、いやそういう気持ちを持ちつづけることが大事なんじゃないかな。
これだと、世代交代が40年サイクルから25年サイクルになるから、長い目で見ると人口減少の抑止力にもなる訳。また親と同居することによる経済的メリットもあるから若い時に子供を育てることも可能になるし、子供にとっても複数世代で生活することで集団生活の心得も身に付くので、「衣食足りて礼節を忘れる」という現代の状況が改善されるだろう。
ということで、「3世代家族と40代からの第2の人生」なんて、結構いいんじゃないかな。
2009年2月18日
ちょっとした親切に久々に感動する
もう直ぐ車検
2009年2月17日
見ることと知ることの違い
2009年2月16日
傷ついたハクセキレイに出会う
2009年2月15日
今日の試行錯誤:DiCE for Linux、Ubuntu で固定IP
Armada M700 に Ubuntu 8.10 をインストールして DiCE for Linux のクライアントマシンに仕立てようとしているのだが、なかなか上手く行っていない。
DiCE は手順どおりにインストールしてるんだけど、IPアドレスの自動取得が期待通り動いてくれず、WAN側アドレスではなく、ループバック 127.0.0.1 を取ってしまう。Ubuntu の Network Manager のせいかと思って、固定IPにする方法を探したら、これが随分面倒くさい方法じゃないとできないらしく、うにゃうにゃと固定IPに変えてもDiCEは駄目で、Linux を使いこなせるようになるのはいつの日やらと気が遠くなる。
Ubuntu 8.10 Desktop で固定IPを使う方法は前から探していたのだが、全然いい方法が見つからなかった。仮想マシンで四苦八苦したことがあるが、その時はOSが起動しなくなるような状態になってしまい、結局投げ出した。
具体的な方法については、Ubuntu のフォーラムに 8.10 Desktopでの固定IPアドレス設定のGUI手順 で解説されているけれど、MACアドレスの手動入力なんてネットワークモラル的にはかなりヤバイ訳で、なんだかなぁという感じだ。
Dynamic DNS クライアント機能については、DiCE 以外の方法を使って、Linux から実行させようといろいろ探していたら、Use wget to update dynamic domains (instead of perl script) というページを見つけた。平文でユーザー名とパスワードが流れるのは気になるところだが、仕組みはすこぶる簡単だ。
まだまだ勉強しないといけないことが山のようにある。頭が痛い。
Aramada M700 を復活させる。
ちょっとしたトラブルがあり、COMPAQ Armada M700 を復活させることになった。いま調べてみると、2000年に発売されたモデルで、Pentium III 500MHz という今となってはショボショボの性能だ。使う目的は、Dynamic DNS のリクエストの送信だけなので適当に動いてくれればそれでいいということで引っ張り出してきた。ところどころ反応しないキーがありタイプするには実用に耐えないのだが、Ubuntu をリモートで使うなら問題ないかなと。思い出深い機種なので末永く使いたいなぁと思っている。まだ中古で8800円ぐらい出せば手に入るようなので予備機として買っておこうかな。
2009年2月10日
日本全国の動物園・水族館のお知らせを集約するサービスを作りたいなぁ。
日本全国にどれだけ動物園・水族館、博物館があるのか掌握していないが、お知らせ記事を収集(Spidering)して、情報提供するサービスを作りたいなぁ。単に自分が知りたいのが出発点なんだけれど、そんな人は結構いるんじゃないだろうか。珍しい動物が展示された事をきっかけに新しい土地に旅に出るような、そんなことあまりないかな?個人的には(金さえあれば)大いに「有り」なんだけど。
とりあえず現状を整理するために、全国の動物園・水族館、博物館などを網羅的に調べてみよう。あとは、手軽に使える Webサービスを応用するか、いろいろ考えてみよう。
上の写真はかつて須磨海浜水族園にいたインドクジャク。今では檻のあった場所は無味乾燥なコンクリート製の広場になってしまった。
今年は上手く行けば、和歌山と沖縄に行ける!
2009年2月9日
名前を知ると親近感がわく
最近はボチボチと鳥の写真を撮っているが、色弱の自分にとって鳥を識別するのは結構難しい。よく分からん、というのが正直なところだ。弱音を吐いてばかりでは進歩がないので頑張って目を凝らして、ネットで適合する鳥を探すのだが、知らないものを探すということのなんと骨の折れることか。上のツグミもあっちやこっちにネットを渡り歩いてようやく、「あぁ、これがツグミか」ということになる。ツグミといえば、カムイ伝第2部にツグミの塩辛が出てくる話があるのだが、こんな大きな鳥を食べていたのかと少々驚いた。
解剖学の話しでもよく名前のことが出てくる。名前を付けるということは分岐点を明確にするということだ。ノドはどこまでが喉なのか、ミミはどの深さまでが耳なのか、これを明確にするのは非常に難しい。今読んでいる分類学の本でも認知科学の観点で名前に関する話題があって、個人的には興味が引かれる対象だ。
2009年2月8日
市場魚貝類図鑑 ぼうずコンニャク
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑 というのが凄い。歴史の長いサイトなので魚関係を検索するとよく出てくるサイトなのだが、学名もよく調べてあるし、なによりいろいろな魚介類の食味を料理方法と共に紹介してある素晴らしいサイトだ。
最近、「サイト運営は経済的に困窮しています。協力してくださる企業を募集しています。」という表示が加わって、ちょっと心配。できれば、写真の圧縮率を低くして欲しかったり、高解像度の写真を提供して欲しいのだが、消えてしまわれるのはもっと困る。なんとか運営を続けていただきたいものだ。
ちなみに、ボウズコンニャクとはスズキ目イボダイ亜目エボシダイ科ボウズコンニャク属の魚の名前。一度だけ魚屋で干物を見かけたことがある。次に見かけたら食べてみよう。
温野菜のサラダ
2009年2月5日
4年前に撮った写真
腕時計が欲しい
はっきりとは覚えていないのだが、1年以上前に妻の実家で腕時計を見失った。それ以来息子のオモチャの時計をずーっと借りている。シチズンのパイロットウォッチもどきの時計だったのだが、かなり気に入っていたし、家の金で買ってくれと言ってもなかなか相手にしてもらえないので辛いところだ。
腕時計に特別こだわりがある訳ではないが、電波時計はいい。ネットワーク関係に関わりを持つ者としては時間の同期というのは最低条件だから、時間が合っているという事に凄い安心感がある。シチズンというと安物というイメージがあり(安く提供するからシチズンなので当たり前なのだが)、大して興味を持っていなかったのだが、電波時計、ソーラー発電、チタン外装となかなか好みにあう時計を出してくれるので次もシチズンを買いたいなぁと思っている。
ノスリ(鵟、Common buzzard) Buteo buteo (Linnaeus, 1758)
2009年2月3日
綺麗なウツボ達
今日は節分なので、恵方巻を食べる
今日は節分(立春)だ。関西圏では節分の日には恵方に向いて太い巻き寿司(太巻き)一本を一気に食べきる(丸かぶり)という風習がある。子供の頃は兵庫県の高砂市というところに住んでいたのだが、両親が高砂で育った訳ではなく(母は佐用、父は尾道と和歌山)、恵方巻なんて全然知らなかったし、店頭にも並んでいた覚えがない。
いつの間にか一般化して、コンビニでも売られるようになって(関西限定かもしれないが)、少々驚いている。まぁ、寿司は嫌いじゃないので嫌になるほど食べられるのは嬉しいのですが。
ja.Wikipedia を読んでると、地方の民俗文化を侵蝕しているという意見もあったりして埒内に居る側から見るとちょっと新鮮な感覚だ。ホワイトデーの様に物販主導、いうか一気に消費できる良質惣菜として捉えられている点はよく理解できる。
しかし、Wikioedia で現代進行中の民間伝承みたいなものを出典を書籍で求めるというのは無理がある。せめて、地域性を抽出するする方が百科事典ではないかな。
ちなみに、今年の恵方は「東北東やや右(75°)」だそうだ。
河口慧海のチベット旅行記 読み終わる
河口慧海のチベット旅行記 全五巻をようやく読み終えた。仏教徒であることだけを頼りに、よくもまぁ鎖国中のチベットに入国し、そして無傷で出てきたものだ。あとがきを読んでると日本では結構はみ出し者としても活躍していたようであるが、こんな人で無いと前人未到というのはやり遂げられないのかもしれない。
慧海は、悩んだときは「断事観三昧」。無我の境地において方向性を見定める。仏教用語かと思ったら慧海が考え出した方法なのだが、読んだ人にはわかると思うが、このふてぶてしさと、落ち着きが成し難きを成したんだろうなぁ。
チベットから出てネパールに行った頃には、英語が得意じゃないなんて言っていたのに、日本に帰ってきてから、"Tree Years in Tibet." て本を自分で英訳して出してしまうんだから参ってしまう。
神戸市立王子動物園 第21回 大人のための動物園講座 ~動物死体を文化のために蘇らせる~
今日、神戸市立王子動物園のサイトにふと立ち寄ったら、「第21回 大人のための動物園講座 ~動物死体を文化のために蘇らせる~」なんて、案内があるではないか。ナイス企画!!!
講師は東京大学の遠藤さん(いつのまにか東大の教授だ。)
これは是非とも行きたい!と思っているのだが、あいにく当日はマンションの総会とバッティング。かなり残念。解剖に熱き情熱を傾ける、もう著書を読んでいてもすごい勢いにたじたじになりそうな遠藤さんの講演を聴いてみたかった。
募集は100人で、超過すれば抽選だそうだ。遠藤さんの熱きトークは、サイエンスサイトークで聴くことができるので興味のある人はどうぞ。
ちなみに上の写真はツチブタの頭骨。頭骨、特に歯や顎は進化の形態を残しやすく、哺乳類の解剖学上非常に重要な部位なのだそうだ。ツチブタは筒のような単純な形の歯の構造をしているので管歯目に分類されているが、管歯目にはツチブタしかいない。これがどれだけ凄いことかというと、猫と犬、熊やアザラシが食肉目だといえば十分かと思う。
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