Leica Apo-Macro-Elmarit-R 100mm f2.8 というレンズを,フォーサーズシステムに取り付けられるマウント変換アダプターと共に,昨日お借りしました。ライカのレンズです。ライカ。
早速持ち出して,何枚か撮ってみました。
100mmのマクロだと,当倍(マクロレンズに何倍という表現はチキンと理解してないのですが)になるので,目で見たのと同じ映像がファインダーから覗ける筈なのですが,凄い望遠になります。
これは,ファーサーズレンズの画角が狭いから実質倍の焦点距離になってしまうからですが,じつは望遠レンズを使うのはほぼ初めての経験なので,興味深いものがあります。
ライカのレンズはマニュアルフォーカスで,絞りは実絞り(絞り込むと実際に画面が暗くなる)なので,ちょっと不安もあったのですが,なかなかどうして,結構使いやすいものがあります。
絞り込んで画面が暗くなってしまうのは仕方がないですが,レンズの胴体に付いている絞りリングを回すのが面白いし,白飛びしそうな状況を回避したり,被写体と周囲のコントラストをコントロールしやすぅ操作していて面白いです。
もともとカメラは絞り優先でしか撮ってこなかったので抵抗感も全然ないし,なによりカチリ,カチリと動くレンズの機械感がとても気持ちいい。
昆虫を追いかけるのも,流石にAFには敵いませんが案外上手くいきます。ピントリングで追いきれない場合は,自分が前後に動けばいいので,こっちの方がピントを動かすよりも速い。単純ですが,確実な方法。
いやー,面白い。ISO400にセットしていたのを忘れて撮っていたので,ちょっと画面にザラつきがありますが,ボケも綺麗し,解像度も高いし,素晴らしいです。
ということで,自分の持っているコンタックスのレンズもフォーサーズシステムに対応してもらおう。
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