2011年10月4日

砂肝(砂ずり)のマサーラー

砂ずりのマサーラー。砂ずりにターメリック、塩、胡椒を摺り込んでおく。メーティー、フェンネルを多め、マスタードシードとともにテンパリング。マスタードの弾けるのが終わる頃を見計らってニンニクを投入。香りが出てから砂ずりを入れてスパイスを馴染ませる。蓋をして弱火で蒸し焼きにし、火が通ったら塩、胡椒で味を整えて完成。

 土曜日に作ってみて旨かったのがこれ。砂肝(関西圏だと砂ずり)のマサーラー。マサーラーというのはスパイスの強い料理の総称みたいなもので特定の意味はない。ガラムマサラのマサラと同じ意味だ。

 普段は野菜の料理しか作らないのだけれど、この砂肝の料理はとても興味があって作ってみたかった。東京あたりのネパール料理店だとタルカリとして出ているようなものだとおもう。

 これの特徴はメーティーを強めに使うこと。メーティー(フェヌグリーク)はカリーの芳香の元になるものだが、独特のアロマと苦味があってこういう料理にはすこぶるあう。そして、さらに香りを高めるためにサーフ(フェンネル)を多めに入れる。マスタードは個人的に中毒なので何にでも入れてしまう。辛味は唐辛子でも胡椒でも構わない。

 料理するときの注意事項は、メーティーを乾かさないこと。メーティーは不思議なスパイスで油で出てくる旨みと水分で出てくる旨みの質がちょっと違う。前者は香ばしさ、後者は旨み(コク)、という感じ。このために、少しステアしたあとに蓋をして水分を逃さず蒸し焼きにする。

 ビールが思い切り飲みたくなる美味美味料理なのだ。

超適当な作り方
 砂ずりにターメリック、塩、胡椒を摺り込んでおく。メーティー、フェンネルを多め、マスタードシードとともにテンパリング。マスタードの弾けるのが終わる頃を見計らってニンニクを投入。香りが出てから砂ずりを入れてスパイスを馴染ませる。蓋をして弱火で蒸し焼きにし、火が通ったら塩、胡椒で味を整えて完成。

1 件のコメント:

履歴書の見本 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!