読売新聞の記事によると,
コンコースは1929年(昭和4年)、阪急梅田駅と百貨店が隣接して完成したときに誕生した。京都の平安神宮や東京の明治神宮を設計した伊東忠太が手がけ、ドームのような天井に施された装飾や、竜やペガサス、獅子、鳳凰(ほうおう)の壁画がキタのターミナルを行き交う人たちを見おろし、梅田駅が71年に北側に移設された後もそのまま残った。とのことです。
壮大なシャンデリアと優美で緻密なモザイクタイル,そして暖かい色彩がとても美しい場所で,他に比類なき公共空間でした。無くなってしまうのは本当に残念ですね。シャンデリアとモザイクタイルの壁画は保存されるそうですので,どのような形で次の建物に活用されるのか,楽しみにしておきましょう。
かなり以前に撮った写真
鳳凰
2005年3月に撮影した写真
麒麟
ペガサス,中央には八咫烏
シャンデリア全景
あと,コンコースだけでなく,その内側のドーム型天井も凄いです。ステンドグラスが綺麗に写ってないのが悔やまれます。今ならもっと気合を入れて撮れるんですが...。
1 件のコメント:
ああ? ここ素敵ですよねぇ。
関東の人間なので訪れたことはないのですが。
あちこちで古い建物が取り壊されてゆくのは、
いろんな事情があるのでしょうが残念です。
コメントを投稿