最近
このところ、パソコンの前に座ってパノラマ画像の合成に勤しむことが多くなった。奥深いというか、画像を見ながら色々考えるのが楽しい。古い写真を引っ張り出して来て、この時はあんなことしたなぁとか思い出してしんみりしてしまうのもいとおかし。上の写真は合成していないパノラマ写真。スマートフォンで撮影した4:3の画像の上下を多めにクロップしたものだ。シチュエーションによってはこれで十分面白い。ただ写真として不自然でない視点の収まり方をしていないといけないのでバランスが大切だ。
好きな光景
パノラマとして残したいと思って撮影している場所の志向というのはあって、一番グッとくるのは奥行きや階層化を作り出している風景。上の写真だと奥に伸びて小さく消えていく高速道路と高架の下の芝生、隙間から見える火力発電施設の組み合わせ。さらに六甲山が左の端に入り込んでいるのもポイントだ。2番目は自然と人工物の混在。人の作った直線と曲線の組み合わせも良いのだが地形や植物のような人が作ったものではないものが混在していると構造物の巨大さや質量感に現実感が出てくるとおもう。
もっと撮りたい
パノラマ写真は複数の写真を合成するので長辺が 5000から 10000ピクセルになったりする。それをスクリーンで表示させればそこそこ綺麗な画像として見ること、見せることができるのが一つの利点だ。キレイに見せるということを突き詰めていくと、やはり三脚に据えたり、大きな画素のカメラで撮りたくなってくるし、散歩やサイクリングの途中の風景だけじゃ無く、もっと違う光景を見たくなる。
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